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観る将が将棋を指してみた(39) ~2024年10月編~

観る将の私が将棋のオンライン対局を始め、月毎に振り返りをしています。
現在は将棋倶楽部24を主戦場としており、2024年の目標を7級としました。瞬発力のトレーニングにと考え、将棋ウォーズの10秒将棋にもチャレンジしています。
上級者の方々からアドバイスをいただいたり、自分の経験を書くことで、私と似たようなレベルの方々と情報交換していけると嬉しいなと思っています。

なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。

へなちょこ急戦の続報

前回、YoutuberのSugarさんが出版されている「一撃!対振り飛車へなちょこ急戦」(以下「へな急」と略します)を読み始めた話を書きました。「へな急」は対三間飛車、対四間飛車、対中飛車、対向かい飛車を網羅したかなり優秀な戦法だと思うのですが、私の記憶力ではなかなか覚えられません。相手が四間飛車なのに対三間飛車と同じように仕掛けて自滅したり、わずかな形の違いを認識できずに上手くいかなかったりと、なかなか効果が出ません。そこで今月は対三間飛車を集中的に勉強し、他の振り飛車には封印することにしました。ところが何故か今月は相手が中飛車や四間飛車に振ることが多く、ほとんど「へな急」を発動できませんでした。なかなか思うようにはならないものですね。

実戦詰将棋

上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みのある局面を紹介します(持ち駒は余ります)。

①上図は後手が△4二歩と受けたため即詰みが生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?今回は手数が短いのでノーヒントです。
実戦は一方的に攻め続けられる中でこの局面を迎え、唯一のチャンスを逃さず逆転勝ちとなりました。後でよく見ると、後手が△4二歩と受けずに△6五桂と打てば、簡単な3手詰めで負けでした。

2024年10月の戦績

将棋倶楽部24
27勝30敗(勝率.474)
 先手:19勝17敗、後手:8勝13敗
 相居飛車:14勝14敗、対振り飛車:13勝16敗

今月は月の前半に星が集まり、レーティング的には自己最高を更新し、あと1勝で8級というところまでいきました。ところが月の後半には負けが込み、月トータルでも負け越しとなってしまいました。振り返ると、割と簡単な詰みを逃したり、1手受けておけば必勝だったという内容も多く、やはり将棋は中終盤力が大事だなと思い知らされています。

将棋ウォーズ(10秒将棋)
15勝16敗(勝率.484)
 先手:11勝11敗、後手:4勝5敗
 相居飛車:8勝12敗、対振り飛車:7勝4敗

中旬まで不調が続き達成率も20%台まで落ち込みましたが、月末に5連勝して何とか月初のレベルまで戻すことができました。早指しだと、攻めている時は自玉の状況が見えず、受けている時はチャンスを逃してしまうのが大きな課題ですね。

実戦詰将棋の答え(他の詰み手順もあると思います)
①▲4二同と △4二同玉 ▲5四桂(両王手!) △3一玉 ▲4二飛成 まで


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