観る将が将棋を指してみた(41) ~2024年12月編~
観る将の私が将棋のオンライン対局を始め、月毎に振り返りをしています。
現在は将棋倶楽部24を主戦場としており、2024年の目標を7級としました。瞬発力のトレーニングにと考え、将棋ウォーズの10秒将棋にもチャレンジしています。
上級者の方々からアドバイスをいただいたり、自分の経験を書くことで、私と似たようなレベルの方々と情報交換していけると嬉しいなと思っています。
なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。
観る将が将棋を指す意味
観る将の私が将棋を指し始めて3年が経ちました。後述しますが、将棋倶楽部24で初めて9級に到達してから1-2年、レーティング的には大きく変動はあるものの、10級前後を行ったり来たりの繰り返しになっています。こんな私が何故将棋を指すのかと自問してみると、結局は楽しいからということに尽きると思います。
もちろん、一方的に攻められて負けてしまったり、優勢の局面から攻めや受けを間違えて大逆転負けしたりすると、相当悔しい思いをします。終盤までもつれてどちらが先に詰ませるかという展開になると、マウスを持つ指先が震えます。極まれに快勝すれば嬉しいし、鮮やかに即詰みに仕留めれば爽快な気分になれます。
将棋は棋力が近い人と指す限り、当然ながら勝ったり負けたりするので、どんな人でも楽しめる競技だと思います。私のレベルだと、大悪手で一方的になってしまうことも多いのですが、もう少し上達すれば終盤まで接戦になることが増える気がします。日々の将棋ライフを楽しみながら、少しずつでも棋力向上を目指したいと思っています。
実戦詰将棋
上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みのある局面を紹介します(持ち駒は余ります)。
上図は攻め込まれていた後手に一瞬生じたチャンスの局面です(水匠によれば13手詰め)。1分将棋で詰ませることはできますか?
(4手目の先手の応手により、2通りの詰み手順があります)
実戦では5手目が見えず、逆転勝ちはなりませんでした。ちなみに先手は▲3二角ではなく、▲1五銀と王手すれば9手詰めでした。
2024年12月の戦績
将棋倶楽部24
30勝35敗(勝率.462)
先手:13勝18敗、後手:17勝17敗
相居飛車:19勝21敗、対振り飛車:11勝14敗
月初には前月の好調を維持し、ついに自身初の8級に上がることができました。中旬辺りから負けが込み、年末休暇に何とか勝率5割に戻したいと対局数を増やした(と言っても1日3-4局)のですが、そういう雑念が入ると思い切りよく踏み込むことができず、却って負けを増やしてしまいました。8級で得た自信は消え、結局10級での年越しとなりました。
将棋ウォーズ(10秒将棋)
15勝16敗(勝率.484)
先手:9勝9敗、後手:6勝7敗
相居飛車:6勝7敗、対振り飛車:9勝9敗
ここ数か月の目標にしている1日1局のノルマは達成できました。格上の方と当たることが多く、負け越したものの達成率は78%と月初よりわずかに上がっています。2級の私としては1級とか初段の方にも勝てるようでないと、1級には上がれないのかもしれません。
2024年の年間戦績
将棋倶楽部24
330勝339敗(勝率.493)1千日手
2024年の目標を7級としていましたが、12月に数日8級になっただけで、まったく届きませんでした。年間戦績も負け越しとなり、今後は下降線をたどるのではないかという不安もありますが、今まで上がれなかった8級を経験できたことを前向きに捉え、2025年も7級を目標に頑張ってみようと思います。