観る将が将棋を指してみた(24) ~2023年7月編~
観る将の私が将棋のオンライン対局をはじめて1年以上が経ち、それなりに楽しめるようになってきたのですが、なかなか上達しない自分に歯痒い思いも感じています。
2023年の年初を将棋倶楽部24の10級で迎え、本年の目標を8級としました。上級者の方々からアドバイスをいただいたり、自分の経験を書くことで、私と似たようなレベルの方々と情報交換していけると嬉しいなと思っています。
なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。
将棋ウォーズへの再参戦
前回、しばらく遠ざかっていた将棋ウォーズで10局程指したことを書きました。いずれも「10分切れ負け」でしたが、どうも私は反応が鈍いらしく、ほぼ全局時間的には不利な状況となってしまうので、今月は初めて「10秒将棋」に挑戦してみました。やってみると初めから秒読みされるので気持ち的にはかなり焦りますし、実際かなりひどい内容で、うっかりや大悪手の連発になります。でも終盤になっても10秒(実質5-6秒?)は考えられますので、私には「10分切れ負け」よりは向いているかもしれません。初段の方に勝ったりすることもあるので、しばらく「10秒将棋」を続けてみようと思っています(あくまでもメインは将棋俱楽部24ですが)。
※「10分切れ負け」:持ち時間10分で、持ち時間を使い切ったら負け
「10秒将棋」:1手10秒以内に着手しないと負け
実戦詰将棋
上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みがある局面(持ち駒は余ります)を紹介します。
①上図は後手が先手玉に△7八金の1手詰めの詰めろを掛けて下駄を預けましたが、後手玉には即詰み(水匠によれば13手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
②実戦では先手が詰めろを逃れるため▲7八歩と打ちましたが、別の詰み(水匠によれば9手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
2023年7月の戦績
将棋倶楽部24
31勝28敗(勝率.525)
先手:18勝8敗、後手:13勝20敗
相居飛車:14勝16敗、対振り飛車:17勝12敗
7月は先手で大きく勝ち越した分、後手で大きく負け越し、トータルではわずかに勝ち越しでした。級位も10級と11級を行ったり来たりで、なかなか上達を実感できません。
将棋ウォーズ(10秒将棋)
9勝4敗(勝率.692)
先手:6勝1敗、後手:3勝3敗
相居飛車:5勝2敗、対振り飛車:4勝2敗
上述した通り、ひどい内容の将棋ばかりでしたが、初段から2級の方との対局が多かった割には勝ち越すことができました。将棋ウォーズは30級からスタートして、初めの内は1勝するたびに昇級するので、9勝して21級まで上がりました。初めから秒読みされるので、あまり考えないで指している感じなのですが、瞬間的に局面の急所を捉えるには良いトレーニングなのかもしれません。