強烈な映画だった❗️衝撃の野生児
「ボスザルみたいだね」
息子がつぶやいた。
「ホンマやなぁ。野生児や」
二人で映画を観ていた。
誰のことかといえば、
三船敏郎
黒澤明監督の
「羅生門」
を鑑賞した。
いつか、観よう観ようと思っていたが、本棚に並べたままだった。
モノクロで不穏なムードの音楽が流れる。
スピルバーグにも影響を与えた、黒澤明監督のカメラワークはすごかった。みるみる息子も私も引き込まれていった。
「三船敏郎の芝居はジャック・ニコルソンも顔負けやな」
あまりに衝撃的で、息子の口はポカンとあいたままだった。
三船は以前、ジョージ・ルーカスからのオファーを断った。スターウォーズに出演してライトセーバーで戦っている三船敏郎を観てみたかった。
鑑賞が終わり、ぐったり疲れて息子は
「人間の心って変わるんだね」
私は息子の顔を見て
黙ってうなずいた。
少年は心の傷を癒すため、自らのルーツを辿る旅に出る冒険ファンタジー「クロウ・キッズ❗️」