こんにちは。葉山真尋です。
みなさんは、学校ってなんのための場所だと思いますか?
勉強をするところ、集団生活を学ぶところ、社会性を身に付けるところ等々、様々なことが思い浮かぶと思います。
教育についての話題を発信していく中で、まずは教育の根幹となる”学校”について私自身の意見をまとめておこうと思います。
学校といっても昨今は様々な学校がありますので、今回は私が今現在関わっている”高等学校”を中心に考えていきます。
学校教育法における学校の位置づけ
まずは、最初の問いに対する答えを明確にしたいと思います。
学校教育法では、各学校の目的を以下のように定めています。
まとめると、おおよそ以下のような内容ではないでしょうか
小学校:社会性、国際理解、基礎学力、生活習慣を身に付ける
中学校:社会の一員として基礎知識・技能と判断力を養う
高等学校:社会の一員として一般教養と専門技能、批判力を養う
いかがでしょうか。
これを見たうえで、改めてみなさんは学校ってなんのための場所だと思いますか?
高等学校は義務教育ではない
更に考えを深めていくと、日本において小学校、中学校は義務教育です。
子どもたちは義務教育を等しく受ける権利を持っていますが、一方で保護者は子どもに普通教育を受けさせる義務があります。
つまり、保護者は子どもを小学校、中学校に通わせなければならない、ということです。
一方で、高等学校は義務教育ではありません。
ですので、高等学校へ進学するかどうかは本人の意思によります。
義務教育ではないからこそ、公立の高等学校でも”入学試験”がありますよね。
ここも希望をすれば入学の出来る小中学校とは異なる点です。
こういった前提があったうえで、私は”高校生は自分の意志で高等学校へ入学する選択をした”と判断しています。
では改めて、学校って、特に高等学校ってなんのための場所なんでしょう。
2024.1.23