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蔵書紹介:業務改善の問題地図/沢渡あまね,元山文菜

本の概要

『業務改善の問題地図 ~「で、どこから変える?」~進まない、続かない、だれトク改善ごっこ』沢渡あまね (著), 元山文菜 (著)
企業の業務改善の推進と定着化がうまくいかない原因と対処法について書かれている。大きく6つに章立てされており、特に「問題意識がバラバラ」「無力感」「ソリューションありき」は私の経験上も問題になりやすくまた解決しづらいため、この問題に一定の回答を出している点は期待が高い。

購入経緯と読書状況

先日紹介した『システムの問題地図』『職場の問題地図』と同様にTwitterでの評判や著者のnoteを見て購入した。業務改善について、事業会社に来てから自部署・他部署の業務改善の必要性やその難しさを思い知らされており、他社事例やハウツーを学ぶ意識が上がっているため、本書に興味を持っている。

大手システムインテグレーターにいた頃にもお客様や自チームの業務改善をしていたが、お客様の立場や目線には一部なれたとしても完全になることはできないし、クライアントワークを大事にしていると自チームへの興味は相対的に低くなってしまうし、そもそもお客様も自チームも最初から守りの習熟度が高かっため、業務改善の必要性を本当の意味では理解できていなかったかもしれない。

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