蔵書紹介:UMLのしくみと実装がこれ1冊でしっかりわかる教科書/尾崎惇史
本の概要
『図解即戦力 UMLのしくみと実装がこれ1冊でしっかりわかる教科書』株式会社フルネス 尾崎 惇史 (著)
UML(統一モデリング言語)の入門書。UMLの全体像を網羅しており、カラー図解でわかりやすく書かれている。
図を書くときの書式は、適度な正確性や一貫性があるべきだと思う(正確性を追求しすぎると工数や工期の肥大化とトレードオフになるため、厳密すぎる必要はない)。なぜなら、そもそも図を書く目的は、整理できていない事柄を整理することや、文字だけでは伝達や理解が難しい事柄について他人(過去や未来の自分含む)と共通認識を取ることなのに対して、書式の質が低いと図自体の共通認識が取れなくなって目的を果たせないから。
本書のような入門書を使って、共通認識することの必要性や、共通認識を取るための方法論について外観を学ぶと良いだろう。
購入経緯と読書状況
書店で見つけてジャケット買いした。自分自身がUMLを体系的には学んではいない点と、部下や取引先の図解が未熟で不満がある点から、体系的に学ぶ必要性を感じている。買って満足したのでまだ読んでいない。