蔵書紹介:先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務/木下肇
本の概要
『先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務』
情報システム部門に求められる基礎知識が書かれている。内容は入門向けで、社会人経験の浅い人やシステム部門への異動者が本書の想定読者と思われる。説明文が平易でしかも図表が豊富なため読みやすい。
テーマとしてはPC、ネットワーク、サーバなどの仕組みの基礎知識や、情シスの定常業務、突発業務について、現場の実践で必要なことが挙げられている。本書は担当者レベルの視点が多いため、より上位レイヤーの視点(たとえばシステムを守るのではなく会社を守るという目的意識や、経営リスクとシステムコストと人的生産性とトレードオフへの影響の考慮など)を身につけられると望ましいだろう。
購入経緯と読書状況
社内情報システム部門を担当するにあたって一般的な知見を得るために購入した。まだ読んでいない。