本の概要 『要件最適アーキテクチャ戦略』Vaughn Vernon (原著), Tomasz Jaskua (原著), 株式会社クイープ (翻訳, 監修) システムのアーキテクチャレイヤーに関することと、ドメイン駆動設計に関することが書かれている(と思っている)。私はまだ読んでいなくて、さらにクチコミを見ることも少ないので、本書についてほとんど知らない。クチコミについて、Twitterでの言及をあまり見たことがなく、Amazonのレビューは0件(評価はついてはいる)、ブクログのレビューは1件しかない。謎の本ではあるが、内容的にも文量的にも難しいイメージがある。サイズはB5相当で大きめ、厚さは若干厚めで、中身を軽く見たところ文字数は多め。
蔵書紹介の記事なのにわからないことが多すぎるので、出版社のWEBサイトから説明文と目次を以下に引用する。これを見るとビジネスの分析と要件定義から始まり、ドメイン駆動設計、そしてメッセージ駆動型アーキテクチャとイベント駆動型アーキテクチャ、モノリスとマイクロサービスというアーキテクチャへの言及がされている。アーキテクチャを軸にしていると思われる。
【本書の内容】 旧来型とされるモノリシックシステムを今後も大事に育てていくのか。それとも、覇権をうかがうマイクロサービスに刷新すべきか。 真にイノベーティブなビジネスを展開するうえで必要なのは、どのアーキテクチャなのか、各アーキテクチャのメリット・デメリットを洗い出し、目的別・ドメイン別に考察し、システム設計時・再構築時の指針を示す。 具体的なケースを使って問題となる部分の切り出し方やシステム協調の仕方など、バズワードに踊らされることなく、ビジネス要件を満足し、イノベーションを加速する基盤への道は、ここから始まる。 【読者が得られること】 ・モノリシックシステムの利点・弱点 ・マイクロサービスの利点・弱点 ・ビジネスの要求をいかに満足させるか ・目的を重視した最適解の作り方
翔泳社の本 要件最適アーキテクチャ戦略 https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798176307 Part 1 転機をもたらす実験による戦略的学習 第1章 ビジネス目標とデジタルトランスフォーメーション 第2章 戦略的な学習に欠かせないツール 第3章 イベントファーストの実験と発見 Part 2 イノベーションを促進する 第4章 ドメイン駆動の結果に到達する 第5章 コンテキストごとの専門知識 第6章 マッピング、失敗、成功:2つを選ぶ 第7章 ドメインの概念をモデル化する Part 3 イベントファーストアーキテクチャ 第8章 基礎的なアーキテクチャ 第9章 メッセージ駆動型アーキテクチャとイベント駆動型アーキテクチャ Part 4 目的を持ったアーキテクチャの2つの道 第10章 モノリスを目的どおりに構築する 第11章 モノリスからマイクロサービスへの悠然たる移行 第12章 必要なバランスとデマンド戦略
翔泳社の本 要件最適アーキテクチャ戦略https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798176307 購入経緯と読書状況 買ったときのことを全然覚えていない。そして現在まで全然読んでいない。おそらくドメイン駆動設計を学びたくて文献を集めていた頃に、ECサイトのレコメンドを受けてほかの本と一緒に買ったと思われるが、その割には全然読んでいないのでよくわからない。タイトルと表紙がかっこよくて買ったのかもしれない。