蔵書紹介:アジャイルプラクティスガイドブック/常松祐一
本の概要
『アジャイルプラクティスガイドブック チームで成果を出すための開発技術の実践知』常松 祐一 (著), 川口 恭伸 (監修), 松元 健 (監修)
アジャイル開発における技術プラクティスについて書かれている。スクラムやふりかえりのようなプロセスやチーム運営に関するプラクティスではなく、開発技術やツールに関する技術プラクティスを中心に説明している点が本書の特徴である。
アジャイルの事例やノウハウが豊富にあり、ブランチ戦略、テスト、CI/CD、運用モニタリングなどの実践的なテーマが扱われている。マンガを入れてストーリー仕立てにしたり、図表を積極的に用いることで、本格的な内容でもわかりやすく、また、具体的なアクションに落とし込みやすくなっている。入門者でも経験者でも学びがあるだろう。
購入経緯と読書状況
Twitter で新刊の発売情報を見て、自分たちのチームに役立てるために購入した。2023年7月20日の発売で、2023年5月20日に予約注文しているので、かなり早い段階で購入している。届いてから2週間ほど経つが、ほかの本を優先して読んでいたり、仕事やプライベートが忙しくなって、本書は読めていない。この記事を書くために初めて中身を開いたら、表紙から受ける印象よりも意外と読みやすそうだったので、今後読む優先度を上げたい。