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~大阪・さかい利晶の杜へ~

本日、大阪の堺にある「さかい利晶の杜」へ行ってきました。

利晶の杜とは、堺にゆかりのある有名な歴史上の人物のそれぞれ一字を取って付けられた名前です。

利・・・堺の生んだ茶の湯の大成者「千利休」
晶・・・日本近代文学を切り拓いた歌人「与謝野晶子」

この二人の生涯や人物像等を通じて、堺の歴史・文化の魅力を発信する施設となっています。

堺は室町時代の貿易で栄えた街として有名で、当時は国内屈指の商業都市でした。
最近、世界文化遺産に登録された大山古墳(仁徳天皇陵)があるのも、この堺です。
それでは、簡単にご紹介をしたいと思います。


観光案内展示室

外観
エントランスを上から
陶板マップ
古い地図
ジオラマ

中へ入ると、観光案内展示室になっており、堺市の歴史や観光情報等が、展示されており、大きな陶板マップや昭和初期のジオラマ等もあります。
このエリアは無料エリアになります。

ここから先は、有料です。
入場料金は大人¥300と比較的リーズナブルです。

千利休茶の湯館

まず、入ると千利休と堺をめぐる人々の紹介コーナーがあります。

1600年に大分に来航したオランダ船の10分の1サイズの復元された船もありました。
徳川家康の命で堺に来たようで、後に家康の側近になる三浦按針も船員として乗っていたそうです。

当時の海外交流の紹介もありました。

他にも、千利休に関わる資料や展示物、茶室の復元、茶器の展示や案内等さまざまなものがありました。

別途有料で予約制になりますが、さかい待庵という茶室があります。
京都・大山崎の妙喜庵にある国宝「待庵」は、千利休作で唯一現像する茶室のようで、それを復元した茶室に入れます。

また、こちらも別途有料になりますが、中世の堺の街へタイムスリップを楽しむことができるVR体験もあります。

茶の湯体験施設

そして、抹茶とお菓子も楽しむことができます。
本格的な茶道三千家の茶室(表千家・裏千家・武者小路千家)があり、それぞれお点前体験を楽しむことができます。

また、カジュアルな立礼茶席で抹茶とお菓子も楽しめます。
今回は、こちらの立礼茶席で抹茶とお菓子を頂きました。
こちらも要予約。
本格的な茶席を¥800で楽しめます。

この日は裏千家。
抹茶を立ててくれている様子。

まずは、お菓子。
地元の和菓子で、日替わりのようです。
先にお菓子を食べるのが作法とは知りませんでした。

すごくクリーミーな抹茶。
苦味も少なく、飲みやすかったです。
抹茶のお菓子は好きですが、まともに飲んだのは、初めてです(^^)

お茶の体験については、下記の公式サイトで詳しく書いています。

1階が観光案内展示室、千利休茶の湯館、茶の湯体験施設、さかい待庵となっていて、2階が与謝野晶子記念館になっています。

与謝野晶子記念館

歌人として名高い与謝野晶子に関わる資料や展示物が多数、展示されていました。
与謝野晶子は12人の母だったとは知らず、すごく驚きました。
与謝野晶子が、源氏物語を当時の現代語訳にしたということも知らずだったので、勉強になりました。
与謝野晶子記念館は、撮影不可のものも多数ありました。
館内の一部を写真でご紹介します。
最後の建物は与謝野晶子の生家「駿河屋」を再現した展示です。

まとめ

今回は、本日行きました「さかい利晶の杜」について、記事にしました。
初めての茶席での抹茶は、すごく新鮮で貴重な経験になりました。

すぐ近くには、千利休の屋敷跡や与謝野晶子生家跡もあります。

路面電車(阪堺電車)の宿院駅から徒歩約1分とアクセス抜群です(^^)

ぜひ、皆様も機会があれば、利晶の杜を訪れてみて下さい!!

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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