自転車の歴史を学べる「自転車物語スリーキングダム」を読んで
自転車のなかった時代から、戦前までの日本における自転車の歴史がまとめられた良書です。
物語風の文体で、子どもでも読みやすいのではないかと。
陸舟奔車(りくしゅうほんしゃ)という日本製の自転車に近い乗り物の話やドライジーネ、ペダル駆動車(オーディナリー、ペニーファージング)、チェーン駆動、チューブの発明、自転車の成り立ち・歴史も学べます。
その後は、日本における自転車の導入、製造に至る歴史が描かれます。。丸石、ミヤタ、アラヤ、シマノなどの今も現役の自転車企業の成り立ち・歴史も面白い。上に書いた通り、物語風なので単純に読み物としても面白いところもいいですね。
先達があって、今があるということを実感できました。
戦後から、現在までの第二弾(日本輪界没落偏)出てほしいですね。いい本でした。