いろんなチャンスが増えたからこそ、評価が厳しくなるかもしれない
アラフォーおじさんからすると、今はとてもいい時代になりました。ほんとにいい時代です。私は4年半前に自転車屋を開業しましたが、開業当初からSNSやらブログやら、いろんなネットサービスに集客を助けてもらいました。
もちろん、自分でもそれらを学んで活用すべく努力はそれなりにしましたが、活用できる環境(時代)にあったことは幸運でした。ジモティーで自転車を売ったり、ツイッターで同業者さんからヒントや教えを得たり。その恩恵たるや…!
私が就職したばかりのころはネットもそんなに普及していなかったし、スマホももちろんありませんでした。翻って、現在、スマホ一台でホームページ作成もできるし、SNSで集客もできる、ブログサービスも無料で提供されています。ありがたいことです。さらにはSNSで集客できるだけでなく、収益を得られることもあるのです。
しかし、様々なツールがあることで言い訳もしにくくなりました。事業に行き詰ったら「クラウドファンディングしてみたら?」と言われたり「インスタで集客してみた?」「ぐるなびは?ホットペッパーに登録してみたら?」「メルカリで売れば?」様々な手段を提示されます。
事業にこけたら、「やれること全部やったのか?」と問われるわけです。スマホ一台で何でもできる時代、まったく稼げないということはそういったテクノロジーの習得を怠った自己責任だと言われる可能性も出てきます。膨大な選択肢があるということは選択をしなかった、怠ったという選択肢も膨大にあるわけで、失敗を責められやすい時代になったとも言えるかもしれません。
テクノロジーや新しいネットサービスに精通する人間はどんどん得をし、それらに疎い人間はどんどん損をする時代です。新しいものを怖がってしまうのは人間の性ですが、積極的に手を出していきたいですね。
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