ファイトケミカルとは!?〜がん・老化予防👩〜
おはようございます。shotaです。
今日はファイトケミカルというものについての解説を行いたいと思います。
ファイトケミカルとは
リコピン🍅、ポリフェノール☕️、アントシアニン🫐、イソフラボン🫘
近年こういった成分の効果・効能がよく話題になっているかと思います。
ファイトケミカルは主に、野菜🥬に含まれており、
がんや生活習慣予防、老化予防に良いとされています。
体に必要な栄養素
5大栄養素:タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル
6大栄養素:5大栄養素、食物繊維
7大栄養素:5大栄養素、食物繊維、『ファイトケミカル🥬』
6、7大栄養素まで知っている人は多くないのではないのでしょうか?
自分も知りませんでした笑
ファイトケミカルは『機能性成分』という括りなので、
厚生労働省が定める日本の食事摂取基準においても基準値は設けられていないそうです。
ファイトケミカルの研究が始まったのは『1980年代の後半』です。
そのきっかけとなるのは、
1982年にアメリカ国立科学アカデミアが公表した
『食物・栄養ーがん』というレポートでした。
→レポートの概要
●脂肪の摂取量が増えるとがんの罹患率が上がる
●野菜などの摂取量が増えるとがんの罹患率が下がる
そこで、がんの予防効果がある食品群に含まれる有効成分として
『ファイトケミカル』が1994年にNewsweek誌でも取り上げられ、
世界に広く認知されるようになった。
ファイトケミカルは植物たちの自己防衛物質
食物は動物と違って、生きてから死ぬまで、ずっと同じ場所に生きていかなければなりません。そのため、紫外線や昆虫などいろいろな脅威に常にさらされていることになります。
『ファイトケミカル』とは、植物がそのような脅威から自分を守るために作りだした、自己防衛物質のことで『苦味・渋み・辛み・色素・香り』などの成分からできています。
効果について全容は未だ解明途中ですが、
すでに解明されている効果は以下の通りです。
⭕️抗酸化作用:体のサビの発生抑制&無害化
⭕️抗がん作用:がんの発生抑制&増殖抑制、がん細胞への攻撃向上
⭕️免疫の増強&調整作用:免疫細胞の生産&免疫機能の正常化
抗酸化力は『ビタミンC』や『ビタミンE』などの栄養素にもありますが、
ファイトケミカルの抗酸化力はそれらをはるかに上回ります。
・プロアントシアニジン_ビタミンCの約20倍
・リコピン_ビタミンEの約100倍
ファイトケミカルの分類
【ポリフェノール】
強い抗酸化作用がある
→さつまいも、緑茶、生姜、大豆、ごま、そば
【カノテロイド】
強い抗酸化作用がある
脂溶性であるため油との調理で吸収率が高まる
→にんじん、とうもろこし、トマト、唐辛子、ほうれん草、ブロッコリー
【硫黄化合物】
独特の強い匂いが特徴
抗菌作用を持つものが多い
→玉ねぎ、ニンニク、ねぎ、にら、キャベツ、ブロッコリー、わさび
【テルペン類】
抗酸化作用や免疫力強化がある
柑橘類に多く含まれる、特有の香りや苦味の成分
→レモン、ミント、バナナ、セロリ、ミョウガ、春菊
【多糖類】
海藻や根菜類に多い炭水化物
→海藻、ごぼう、玉ねぎ、きのこ、りんご
少しはファイトケミカルについて
想像ができるようになったでしょうか、
皆さんの件今日のお役に立てれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました🙇♀️
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