がんで低身長-6才の時
子どもの頃に悪性リンパ腫という血液の癌になり、
入院生活を送った経験から、
なぜその病気の治療で低身長になったのか、
当時のことを振り返ってお話します。
YouTubeでも語ってます👇️
6歳の時に発症
まず、6歳の時に病気になりました。
初期症状は熱が出たことだったみたいです。
でも正直、その頃のことはあまり覚えていません。
ただ、小児科の小さい病院に何度か通って、点滴をしたのは覚えています。
点滴って、子どもの場合は手の甲にするんですけど、
これがめちゃくちゃ痛い!
採血の針より太いので、本当に嫌でした。
あの時の痛さは、今でも鮮明に思い出します。
入院することになった時の感情
その小さい病院から「大学病院に行ってください」と言われて、
そこで診てもらったら、いきなり「入院してください」となりました。
その時の流れは、なんとなく記憶にあります。
最初は個室の病室で入院生活がスタートしました。
その時の感情は、
「あ、自分は病気なんだな。それで入院するんだな」
くらいの軽いものでした。
6歳の私には、どんな病気かなんて気になるわけもなく、
「とりあえず病気」くらいの認識だったと思います。
8か月間の長い入院生活
そこから、なんと8か月間も入院することになりました。
子どもの8か月ってめちゃくちゃ長いんですよ!
感覚的には1年くらいいた気がします。
途中で、小児科の6人部屋にも移ったりしました。
そこで友達ができて、話したりしてたんですが、
今思えば、病院って本当にクッソ暇な空間です。
よく毎日どうやって時間を過ごしていたのか不思議なくらいです。
朝にゲームをしていい時間が30分だけあって、
それ以外は部屋の人と話したり、
隣の部屋にいた年上のお兄さんに話しかけたり。
あと、ナースステーションの前で看護師さんに話しかけたりしてましたね。
暇すぎて誰かと話すしかなかったから、
本能的にコミュ力が爆発してました(笑)
抗がん剤治療と副作用
治療としては、軽めの時期は複数人部屋、
重い治療の時期は個室と行き来する生活でした。
特に抗がん剤治療は負担が大きくて、
副作用も多かったです。
髪の毛が抜けたり、体調が悪くなったり、
体全体に大きな影響を及ぼすものでした。
これは、癌を攻撃するための強力な薬を使うので仕方がないんです。
その中でも、私にとって一番気になったのは
「低身長」になるという後遺症でした。
成長期に抗がん剤治療を受けると、身長の伸びが抑制されます!
私もその影響で、平均より身長が低くなりました。
低身長について
7歳の時、病院の先生に「身長伸びないよー」と言われたのを覚えています。でも、その時は特に気にしていませんでした。
大きくになるにつれて、徐々に気にするようにはなりましたけどね。
ぶっちゃけ、22~23歳くらいまでは低身長のことを気にしていました。
今でもたまに気にすることはありますが、
「気にして自信をなくすのはもったいないし、堂々としていたほうがいい」と思えるようになりました。
そんな話をする動画をYouTubeに出しているので、
よかったらそちらもチェックしてみてください!
骨髄移植も経験
治療には抗がん剤に加えて、骨髄移植も必要でした。
骨髄っていうのは、骨の中にある血を作る工場みたいな部分のこと。
でも、悪性リンパ腫になると、その工場が動かなくなっちゃうんです。
私の場合、家族や親族の中で同じ血液型がなくて、
骨髄バンクを使ってドナーを探しました。
奇跡的に私と適合するドナーが見つかり、移植を受けられました。
最後に
以上、私が経験した悪性リンパ腫の治療と、そこで起きた低身長についてのお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!