Apple Watch SE2 一週間使ってみた感想:学校教員の生活とスマートウォッチの使用感
Apple Watch 購入
先日Apple Watchを購入しました。
機種はSE2、Appleの初売りセールでの購入を当初は考えていました。
ところがこの初売りセールは割引になるわけではなく、Appleギフトカード6,000円分(Apple Watch SE2の場合)のキャッシュバックというものなのです。
正直な話、Appleストアでしか使えないポイントは使い勝手が悪いため悩んでいたところ、ヤマダ電機のオンラインで割引のあるものを見つけたためそちらを購入しました。
Appleストア正規品が39,800円のところ、35,800円とのことでしたので購入に至りました。(現在は販売終了)
モデルの詳細と選んだ理由
私が購入したモデルは以下の通りです。
Apple Watch SE の第2世代モデル
iPhoneと接続することでしか使えないGPSモデル
画面サイズは44㎜の大きいタイプ
バンドはスポーツバンドのホワイト(これは現在の正規品には無いもの)
Apple Watch SEはApple Watchの全ラインナップの中で最も廉価なモデルとなっていて、上位モデルと比べて主に以下のような機能が省略されています。
血中酸素ウェルネスアプリ
心電図アプリ
皮膚温センサー
文字入力
簡単に言うと、ヘルス機能のいくつかが省略されていることと文字入力の際に音声認識かiPhoneからでないと入力できない、というのが大きな特徴です。
(筐体の材質や表面ガラスの強度なども差があります)
その機能差に20,000円の価値があるかどうかがSEを選ぶ基準になると思います。
私の場合はヘルス機能はそこそこでよいこと、通知機能とiPhoneとの連動性を重視した結果、廉価版のSEで十分との判断になりました。
スマートウォッチは使っていた
私はこれまでもスマートウォッチを日常で使用していました。ここ5年ぐらいはずっと利用しています。
ですので、通知機能などに関しては特段Apple Watchが珍しいわけではありませんでした。
ただ、2年ほど前にメインのスマホをAndroidからiPhoneに切り替えました。
その時点ではiOSでも普通にスマートウォッチが利用できていたため、特に不自由を感じていなかったのですが、ここ最近のAndroidベースのスマートウォッチはWear OSという新しいOSを載せ始めていて、これがiPhoneとの連動性が悪く、通知が滞る状況が続いてかなりストレスになっていました。
そこで一念発起してApple Watchを購入するに至ったということになります。
仕事およびプライベートでの利用感
学校の教員のほとんどはおそらく使用の携帯電話を業務上で使っていると思います。一部の私立学校や自治体では支給制度が始まっているようですが、現実にはまだまだ遠い話です。
私も保護者や業者への連絡に私用のスマートフォンを利用しています。職員室にも電話はあるのですが、授業などで席を外していることが多く電話を携帯していないと連絡がつかないケースは少なくないのです。
そんな状況において電話の通知機能は非常に優れています。誰から電話がかかってきたかがすぐわかりますし、保護者の連絡などの急を要する場合はすぐに対応ができます。
Apple Watchの場合は通知の精度は100%と言えるレベルですし、iPhoneのSMSを利用した返答機能で電話に出られないといった簡易的なメッセージを送ることも可能です。
またストップウォッチ機能や天気、カレンダーなどをスマホを取り出さずにその場で確認をすることができることも業務の改善につながっています。
LINEの通知機能もあるため、家族からの連絡も確認がすぐできて非常に便利です。また、私は普段の支払いにPayPayを利用しているのですがこちらも手首をかざすだけで良いので非常に使いやすくなりました。
使っていない機能
逆に使っていない機能はヘルスケア機能全般です。毎年人間ドックをしていますし、現状では健康面での心配は少ないため活用する機会がありません。
またワークアウト(運動量測定)機能も毎日決まった量の運動をこなしているので、わざわざその日のものを測定する意味が無いため利用していません。
転倒検出、衝突事故検出機能は現時点では利用する機会がありませんが、こちらに関しては幸いなことに利用する状況が発生していない、ということになりますがこれは転ばぬ先の杖でしょう。
また音楽再生関係も使っていません。自家用車通勤のため、基本的にはカーオーディオを利用しているからです。スマートフォンをBluetoothでカーナビに接続していますが、Apple Watchをその操作に使うことはありませんので。
全般的な感想と不満点
1週間ほど使っての全体的な印象は非常に使いやすい、というものです。操作感は他のスマートウォッチと比較してスムーズでAppleらしいぬるぬる感のあるUIとなっています。
またiPhoneとの接続性が非常に高く、通知が来ないケースはほとんどありませんでした。(安価なスマートウォッチの場合は結構な頻度で発生します)
一方で不満点はいくつかあります。
まずは充電の持ちが悪い、ということです。私の場合は夕方帰宅後に充電、就寝前に着けて起床、出勤から帰宅までをつけっぱなしにしています。
その時点で4割程度の電力量なので必ず毎日充電をする必要があります。充電時間は満充電まで1.5時間程度(上位モデルの場合は急速充電に対応している)で、私の生活スタイルでは問題がありませんが、充電を忘れた場合は面倒なことになります。
また、利用している機能に対しての価格が高い、ということはあります。私が本当に必要とする用途だけで言えばおそらく1万円以下のスマートウォッチで十分ですので、その意味ではかなりの贅沢品と言えます。
またデザインがスクエア形状なのもやや気になります。スクエア形状だとガジェット感が強く、カジュアルな印象がどうしても残ります。時計はラウンド形状がやはりスマートでフォーマルな印象になるでしょう。
とはいえ、総じて満足度の高い買い物ができたとは思います。
仕事中などに利用ができる方、iPhoneをメインのスマホとしている方は選択肢の一つとして考えてよいのではないでしょうか。
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