夏の終り滑り込みで見た映画。「夏へのトンネル、さよならの出口」
10/1
夏も終りというか、かなり秋。
今年の夏は家族ともたくさん過ごせたし、友人とも遊べた、自分の好きなこともまあまあできた。
やり残したことといえばある映画をみること。
ワンピースは見た、ジュラシック・ワールドも見た。が、
あれを見ていなかった。
「夏へのトンネル、さよならの出口」
あまり話題にはなっていないが、どこかの記事を見て面白そうと思った。
というか ”なんで話題になってないの?”が話題になっている?感じだった。
どっちかわからない…
アニメーションはCLAP。(映画大好きポンポさんは見てない、見たい…)
上映時間83分。
83分というのはどうなんだろう。
軽めなのかな、と思ったけど映像もきれいだしテンポよく、感情が濃縮されていて良かった。
物語的にはSFラブストーリー?
なんでも欲しいものが手に入るというウラシマトンネル。
ただしトンネル内と外では時間の流れが違っていて…
それを巡った2人の高校生の物語。
僕自身がこういう時間系、タイムリープ系の切ない物語が好きで、
そこに『インターステラー』の影響を受けた作品だと聞き、
これは見てみたいと思ったしだい。
物語の中心となるウラシマトンネルこそ、『インターステラー』に登場する、重力が非常に強く、時間の流れが異常に遅いとされる、架空の惑星である「ミラー博士の星」から着想を得ているみたい。
舞台設定は2005年となっていて、なんか、すごくノスタルジー。
絵が綺麗だから余計にそう感じた。
原作を読むとアニメで感じた違和感とかを埋めてくれるみたいなので、原作も読んでみたい。
八目迷の他の作品も読んでみたい。
主題歌、eillのフィナーレもよかった。
切ない…
こういう時間系の映画を見るたび感じるのは、失ったものは戻らない(時間に限らず)ことを再確認できて、すこし身が引き締まる。
という感想でした。
多分、映画館ではもう終わっちゃうけど、どこか配信されたらまた見たい。