血流改善には【順番】が大事
こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。
今回は血流改善には順番が大事なのだという話をお伝えいたします。
○前回の振り返り
過去、このシリーズは2回投稿をしております。
血が作れない人の特徴をお伝えした上で、お勧めの筋トレ方法についてお伝えさせて頂きました。
今回は健康になる上で、体調を良くする上で「血流を良くすることが大事」だということを大前提にした上で、実際に何をしていくのはその総論的な話をしていくことにします。
○あなたの血流が良くない理由
こんな症状でお悩みではありませんか?
こうなりたくないから身体に良いことをして調子を良くしたはずなのに、やめた途端にまた不調が襲ってくる、そんな悪夢のようなサイクルから卒業して、毎日を気持ちよく笑顔で過ごせるようになるためには何をしたら良いのでしょうか。
それが【血流改善】に他ならないのですが、なぜ血流が悪くなっているのか?その原因を知る必要があります。
1 血が作れない
2 血が足りない
3 血が流れない
この3つで、これは1〜3の順番で起きます。
まず血を作ることができないから血が足りなくなる
足りなくなるから血が流れなくなる
なので、血流改善は原因に合わせて順番に取り組んでいくことが何より大事です。
女性だと「生理」で悩んでいる方が結構多いです。
「どうすればいいのー」とお悩みの方がよく仰っているのですが、これをやれば…というのはなくて、上の3つの順番で改善をしていくことをやっていくのがベストです。
1つずつみていきましょう。
ちなみに、今回の投稿はこちらの本を参考にしております。
1 血が作れない
血が不足し、血流が悪化するそもそもの原因を引き起こしているのが、血が作れないということです。
血が作れなくなる理由は胃腸にあります。胃腸が弱くなってしまうと、そもそも栄養素を十分に吸収できなくなってしまいます。すると、血液の原料そのものが身体に入ってこなくなります。
何度もこの言葉を使いますが「you are what you eat」というもの。人間は食べたものでしか身体は作れません。水や食べ物など身体を構成するすべての物質は胃腸を玄関口として体内に入ってきます。その胃腸の力が正常ではない、弱っているということは、何を食べても消化吸収できないということです。
これは血液を作ることに限らず、サプリなどをとっても効かない、効果が分からない場合の多くは、胃腸がうまく働かず吸収できていないからです。胃腸の力が弱くなるというのは、生命力の原点が弱くなるということです。
この体質に当てはまるかチェックしてみましょう。2つ以上当てはまれば、ややその傾向があり、4つ以上当てはまるときは血が作れない体質だと考えられます。
<身体の状態>
とにかく胃腸の不調が目立ちます。血だけではなくエネルギーも作られないから、疲れやすいし、だるくなりやすいです。
いくら食べても太れない細タイプは、胃腸が弱いので十分な栄養素が吸収できていません。そして、いくら食事を抜いても痩せない太いタイプは、胃腸が弱いのでエネルギーが作れず新陳代謝が悪くなります。
<心の状態>
血がつくれない体質だと、やる気が出ないことが多くなります。食べ物からエネルギーが取れず気力が出ないため、決めたことが続けられなかったり、問題に立ち向かおうとしても挫けたりしてしまうのです。
この体質を改善すれば、ホルモンバランスも良くなるし、やる気も出てくるので、血流を増やして不調を解決していこうとする時、まずは血が作れない体質を改善しなければいけません。
胃腸が元気になって血が作れるようになったら、やる気が出て今よりもずっと前向きに問題に取り組めるようになります。血がどんどん作れるように作れるようになるから、もっともっと体調が良くなり、やる気がますます出るという好循環が始まるのです。
2 血が足りない
血が作れない体質が改善されて、血が作れるようになってくると自然と血は増えていきます。
しかし、女性の場合はそれだけでは不十分で、もっと積極的に血の原料を取る必要があります。それは冒頭でもチラッとフレーズを出したのですが、女性には生理があるからです。
1回の経血量は約100ml程度で、初潮から閉経まで約40年とすると、一生で薬50リットルの血液を失うことになります。これに出産や授乳を加えると、失われる血液量はさらに増えます。
なので、そもそも「血は足りていない」ということを前提に対策を取らなくてはいけません。そして、血を増やすためには、血液の原料となる良質の食材を適切な方法で摂ることが欠かせません。
この体質に当てはまるかチェックしてみましょう。2つ以上当てはまれば、ややその傾向があり、4つ以上当てはまるときは血が作れない体質だと考えられます。
<身体の状態>
婦人科系のトラブルが起こりやすいと言われています。
血で満たされていないと子宮・卵巣系は非常に弱ってしまいます。生理痛、子宮内膜症、不妊症などの婦人科系のトラブルがある場合はまず血が足りないことが考えられます。
また、この体質だと老化が早まります。血液には栄養素を運ぶ働きもあるから、全身が栄養不足になるのです。
<心の状態>
血が不足している状態だと不安になることが増えます。そして、それは漠然と不安を感じてしまっているので、解決しても解決しても安心できません。
また、未来を見通す力もなくなっていきます。先が見えない、将来がわからない、そんな不安がつきまとうのです。そして不安感は自信のなさに直結します。血が足りない時に不安になったり、自信がモテなくなるのはこういうところからなのです。
3 血が流れない
血が作られ、血が増えてくると、それだけで血流は良くなることが多いです。女性の血流が悪くなる原因の多くは、血が足りないためだからです。
ただし。
残念なことに、血を増やしても血流が良くならない場合があります。それは、ストレスの影響がある時です。
ストレスが加わると視床下部が刺激され、自律神経の緊張を引き起こします。そうすると、ストレスホルモンが分泌され、全身の血管が収縮します。そのために血液が流れにくくなります。
この体質に当てはまるかチェックしてみましょう。2つ以上当てはまれば、ややその傾向があり、4つ以上当てはまるときは血が作れない体質だと考えられます。
<身体の状態>
一般的に「血流が悪い」と言われる症状が出ます。
ただし、血液がドロドロになっていて血流が悪いわけではありません。この状態が高血圧を引き起こしやすくなるのに対して、血液が足りないスカスカ血液は、低血圧を引き起こしやすくなります。
・朝起きられない
・身体がだるい
・肩こり
・頭痛
・めまい
・耳鳴り
などなどの症状が起きることが考えられます。
ドロドロで流れないにしても、スカスカで流れないにしても、いずれにしても血液が細胞に届いていないことには変わりはありません。
<心の状態>
イライラしやすかったり自分の感情をコントロールできなくなったりします。しかも、自分でそのことがわかっているので、自分を責めてしまうのです。
特に、この体質の人はPMS(月経前症候群)になりやすい傾向があります。生理前になると感情が激しくなり、気持ちのコントロールが一段としにくくなります。
と、いうわけで今回は、血流が悪くなる理由は3つあるということ。そして、改善するには順番が大事だということについてお伝えしてきました。
今回はここまで。
読んで頂きありがとうございました。