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夏を追いかける旅2024 最終章〜プロチーダ島〜


カプリ島からナポリへ

次の目的地、プロチーダ島に向かうため、一旦ナポリへ戻る。カプリ島からプロチーダ島へ行く船は生憎出ていなかった。9時のフェリーに乗るため、8時にホテルを出発。今日も雲は多少あるものの晴れだ。

行きに乗れば良かったのかもしれないが、港まではフニコラーレを選択。徒歩で約25分程度掛けて歩いた上り坂が、ケーブルカーを使えば僅か5分だ。40数年前にも乗った記憶がある。

港に到着し早速チケット売り場でチェックイン。事前にオンラインで予約をしておき、チケット売り場で改めてチェックインして発券してもらうと言うシステムだ。日本人団体旅行客も結構いたが、ツアーコンダクターが纏めてチケットを発券してもらっている様だ。これ自分で調べて行ける人は然程いないのではないかと思った。朝の港にはまだあまり人も居なく、これから訪れる観光客対応の為の準備をあちらこちらでしている。今日は海も荒れていないので「青の洞窟」にも入れそうだ。残念。そして定刻9:05のフェリーに乗船しナポリへ向かう。

チケット売り場でチェックイン
朝の閑散とした港

ナポリからプロチーダ島へ

ナポリに到着後、プロチーダ島行きのフェリー乗り場まで10分ほど歩く。初めてプロチーダ島に行った時は乗り場を間違えてしまった苦い経験があったので、今回はスムーズに動けた。事前にオンラインで予約していたので同じくチケット売り場で発券。小さな島だが意外と観光客が多い、そして船が想像以上に大きかった。プロチーダ島へは約一時間掛けてリーズナブルにのんびり行くフェリーと少し高めだが35分で到着する高速船がある。今回は行きはノーマル、帰りは高速艇を選択。

プロチーダ島上陸

約一時間のフェリーの旅だったがデッキでビールを飲んでとても気持ち良い時間を過ごした。そして徐々にプロチーダ等が近づく。カラフルな街並みに歓声が上がるが世界の絶景百景にも選ばれる様なスポットはこんなもんではないのだ。同行者にも敢えてそこは強調せずにプロチーダ島に上陸。港から狭い路地を通って聖地へ向かう。

フェリーがプロチーダ島に近づく
下船直後の港

プロチーダ島の絶景

港から歩くこと約15分。結構な坂道だったが、この絶景を観る為だったら苦にならない。そして少し高台にある絶景スポットから観た景色がこちら。兎に角息を呑む美しさ、可愛らしさ、その瞬間を収めようとシャッターを切りまくるのである。

ランチ

約30分ほど絶景を楽しみ、一路港へ。滞在時間は僅か二時間の為、後半一時間はランチの時間とする。以前行ったことのあるレストランは生憎閉店中。その横のお店でサクッとランチをしようと入店。地元ビールのペローニを注文。そしてナスの酢漬けや海鮮フリットをアテに飲む。メインは勿論レモンソースのリングイネとシンプルなトマト味のペンネだ。はっきり言って何を食べても美味しい。港の近くだから?かもしれないが、真っ青な空の下で飲む・食べるランチは最高だ。

シンプルだが味が濃いナスの酢漬け
定番の海鮮フリット
南イタリアと言えばやはりレモンパスタ
ペンネポモドーロもシンプルで美味
この青空の下のランチ

あっという間の二時間だったが、どれだけ充実した密度の濃い感動を得られたか。ここは訪れた者にしか分からない、言葉では言い表せない絶景が待っている。

以上

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