「中長期的な視野を持つ」
ここ最近、何かあったときに中長期的な視野で考えることができている。社会人になりたての時は、すぐに結果が欲しくて仕方がなかった。
短期的な視野を強く持っていたので、自分の理想と現状の自分へのギャップに苦しむことが多かった。
学生時代とは違い、社会人になると一気に関わる年代が幅広くなり、社会人10年目、20年目などキャリアを持った人たちと同じ土俵で仕事をすることになる。
社会人になってから1社目、2社目での約2年間は本当に短期的にすぐに結果をというマインドが強くあり、自分を勝手に苦しめていた。
タイパという言葉が浸透しだしたように、今の私たちは中長期的な視野を持って、物事に取り組むことが難しくなってきている。
何でもかんでも時間対効果を求め、その判断基準がすべてだという思考になりつつある。
そうなってくると時間という価値がどんどん大きくなっていき、時間対効果でしか物事の判断をできなくなりつつある。
その思考が強くなっていくと、ちょっとした忍耐をすることが出来なくなり、本質的なものを手に入れることはできない。
数年前はそうだったが、ここ最近は違う。時間がいくらでもかかっていいし、誰かと比較する必要はないと。
人生に遅いも早いもないし、そもそもスタートするタイミングとゴールするタイミングは人それぞれ。そんなことはわかっているのに、境遇が似ている人とつい無意識に比較をしてしまいやすい世界になっている。
SNSやスマホが私たちの生活に入り込みすぎているからこそ、見えなくていいものも見えてしまっているのが現実だろう。
物事が上手くいっていないときや苦しいときほど、短期的な視野を捨て、長期的な視野を持つ。
短い時間で簡単に手に入るものは簡単に失い、長い時間をかけて手に入れたものは、なかなか失うことは無い。
何が正解で、何が幸せなのかわからなくなってきた時代だからこそ、たくさんの情報から離れ、他者との相対的ではなく、自分自身との絶対的なもので、これからも一歩ずつ前へ進んでいく。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!!!