50. 目に見えないもの
あなたは本当にその人のことを分かったうえで発言しているのか
だれも他人のことを100%理解することは無理だ
人を傷つけるのは人、しかし人を救うのも人だ
みなさん、こんにちは!梅雨が明けたら絶対に
サーフィンに行くと決めているShogoです!
今回の投稿が記念すべき50回目の投稿です!
おかげさまでフォロワーも200人を超えました。皆さん本当にいつもありがとうございます。
50回目ということで何かいつもと違うことを書きたいと思っていました。今日は2つのことについて書いていきたいと思います。
1.今の日本の現状
突然ですが、今から2か月前の5月23日何があったか覚えていますか?
少し考えてみてください
女子プロレスラーでありながらテラスハウスに出演していた木村花さんの命日です。このニュースを見たとき私は衝撃でした。なぜならテラスハウスやプロレスをしている姿の木村花さんしか知らなかったからです。こんなにも誹謗中傷で心を痛めていたことを知りませんでした。
そして昨日、三浦春馬さんが亡くなられました。
2人して20代、30代とまだまだ若いにもかかわらず、自らこの世から去るという選択をせざるを得なかったことにとても憤りを感じます。
2人ともすごいファンというわけではないですが、
よくテレビやメディアで見ることが多かったため、
どちらのニュースを聞いたときは、心にぽっかりと
穴が開いた気持ちでした。
日本では、有名人に対してtwitterなどのSNSで誹謗中傷する人がいます。そんな人達は本当にSNSを使う資格はないと思います。
インターネットの発達によって、誰とでも気軽につながれるようになったからこそこのような障害が生まれてしまいました。私はもっと優しい世界を作りたいと思っています。
三浦春馬さんの自殺した理由はまだ公表されていません。ネット上では誹謗中傷が原因であったり、本当かわからない情報にもかかわらずいろんな情報が出回っています。
しかし私は、理由に関してあまり興味がありません。
理由がわかったところで三浦春馬さんは戻ってこないですから。ドラマ、映画、バラエティで数多くみてきたからこそ、イメージとして人生が成功しているような人でも私たちはその人のことをちっともわかっていない。
このことがきっかけで目に見えていないもの、知らないものをむやみに批評するのは良くないと感じました。はたから見れば、何事もうまくいって成功しているような人でも、実際には私たちには計り知れない不安や困難があると思います。
もう、誰一人こんな形で才能にあふれた未来を築いていく人たちを失いたくない。
2.私の目に見えていない部分
正直、このことをおおやけにするかどうかは迷いましたし、今この記事を書いている中でも本当に書こうか迷っています。なぜなら、私のことを知っている人が読んでいるかもしれないから。
しかし、この記事を通して一人でも多くの人が前向きになってよくなればいいと思うので書きます。
今からちょーど2年前
私の母親はあることが原因で突然、うつ病になりました。今まで母親の弱い姿を見たことがなかったため、うつ病になった母親を見て自分は何もしてあげられないことに無力感を感じていました。
そんなことがあって、実は私もうつ病になりました。うつ病といっても私の場合はめちゃくちゃ重度ではありませんでした。
精神科に通い、抗うつ剤を飲みながら治療していました。それがちょーど1年前の3回生の春からです。このことは家族以外知らないし、その時の周りの友達には気づかれていなかったと思います。
大学生という若さでうつ病になったことを誰にも知られたくないという想いと、自分の弱い部分を見せたくないという気持ちがありました。
今では元気なので安心してください。
自分がこの病気になったことでわかったことが3つあります。
1つ目は誰しもが思わぬことでうつ病になってしまうということです。
私自身もうつ病なんて絶対ならないと思っていたし考えたこともありません。うつ病は心の風邪と言われているように本当に誰しもがなります。そして、思っている以上にしんどいです。
今まで当たり前にできていたことができなくなる自分に自己嫌悪したり、何に対してもやる気が起きず、
楽しいと思ってやっていたことをやっても何一つ楽しくありません。死にたいと思ったことはないですが、すべてを投げ出してどこか遠くへ逃げ出したいと思うことは何度もありました。
私は人と話すのが好きですが、うつ病の時は誰にもかかわりたくないと思ったし、うまく話すことができなかったりしました。
2つ目は当たり前のことに感謝することだできたことです。
本当に大したことのないちょっとしたことでも感謝するようになりました。この時期はいつも以上に家族にたくさん支えてもらいました。家族のありがたみや友達とちょっと話すだけでとても楽しかったです。
当たり前のようにいつも家にいればご飯を作ってくれることや天気が良くて晴れているだけでその日の気分が上がります。
本当にちょっとしたことでも感謝することができるようになったし、幸せを感じるレベルが下がり、なんでも感謝することができるようになりました。
3つ目は人に優しくなれたことです。
自分は若くしてうつ病というものが経験出来て、今では感謝しています。
それはなぜか。
今だからこそ思うのは
・幸せを感じるレベルが下がった
・目に見えていない部分を大切にすることができるようになった
・人を肯定するようになった
この3つがあるからです。
誰しもが小さな悩みや大きな悩みを抱えています。
みんながみんなその悩みをすぐに誰かに打ち明けることができる正確ならいいのですが、それが難しい人もいます。自分はどちらかというと打ち明けることが難しいタイプです。
自分がうつ病で学校で授業を受けていた時に、
私は無気力でやる気がなくなり、授業中に寝ている
ことが多かったです。その時にある人から「いつも寝ているし、暇そうでいいね」と言われました。
その時の自分にはショックでした。なにか相手から批判されたように感じたからです。その人からすれば、何気ない一言であったかもしれませんが、当時の私にとっては心にくる一言だったので今でも覚えています。
この経験から私は言葉遣いには気を付けようと思いました。自分にとっては何気ない一言が相手にとっては、気に障るような一言かもしれません。
3.誰しもが持っている武器
誰しもが自由自在に言葉を使うことができます。誰でも使えるからこそその言葉にその人の人柄や人格が現れると思っています。
言葉によって一人の命を救うこともあれば、一人の命を奪うことにもなりかねない武器です。日本では、
残念ながら後者のように人の命を奪ってしまっていることが多くみられます。
本当にどうにかしてこの環境を変えなければいけません。
どうすれば変えることができるのか
私が言葉を発するときに注意していることが3つあります
・本当にその言葉が相手にとって適切か(他者目線)
・自分の想いがちゃんと言葉にできているか(言語化力)
・基本は否定せずにまずは肯定する(肯定力)
この3つを意識しながら話すだけで、良い人間関係を築くことができます。この記事を読んだ人はぜひ今から意識して使ってみてください!
そしてこの記事を読んでいいと思ったら是非シェアしてほしいです。
自分の過去の体験を話しているため、あんまりシェアはされたくないという想いがありますが、この記事を読んで一人でも多くの人がより生きやすくなるなら私は嬉しいです。
4.まとめ
今日の記事で私の過去について知ってほしいということは決してありません。ただ自分の経験を通して、書いた方がそれなりに信憑性はあるかなと思ったからです。
木村花さん、三浦春馬さんご冥福をお祈り申し上げます。2人の数十年間の生きた証は私たちの心に刻まれています。2人の死を決して無駄にはしません。普通の21歳の大学生にできることは、大したことはないと思いますが、微力ながらこの記事を書かせてもらいました。
よりよい社会になることを願います!
この記事を読んで何か思うことがあればコメントしてください!
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
今日の格言
さよならを言うのがこんなにつらい相手を
持って僕は幸せ