ロンドンでのジム通い
筋トレ3年生なのですが、ロンドンに引っ越してきてGymboxウェストフィールド店をホームジムにすることにしました。
ロンドンはフィットネス人口が日本よりも多いことや、ジムの数が多く競争が熾烈であることなどから会費は日本より安いことが一般的なようです。大手のPuregymや、TheGymGroupなどは20ポンド前後から会員になれるようで、日本の24時間ジムの半分くらいの金額でしょうか。しかし私の通っているGymboxは強気な価格設定で、学割を使った最安の会費で月60ポンドくらい（約11000円）払っています。日本のゴールドジムくらいのイメージでしょうか。もっと安いチェーンが近くにあれば良いのになと思いますが、自宅から徒歩で行ける範囲で、暗い時間帯でも安全に行って帰って来られるところを条件に色々考えた末にこちらにしました。ジムは自分の中では必要経費なのでこれくらい全く問題なしです。
ちなみに通っている大学にもウエストロンドンに点在する各キャンパス内にジムがいくつかあって、年会費30ポンドなどの破格の会費で使用できるのですが、住んでいる場所の近くにはないことや、いつ行っても常に大混雑という話を聞いているので使用していません。近くに住んでいれば良いんでしょうね。また住んでいる寮の共用部分にもジムがありますが、ものすごく小さく、パワーラックがありません。ケーブルマシンがなぜかあり、ダンベルも20kgくらいまではあるので、肩や腕のトレーニングなら何とか出来るかなという感じです。
私のホームジムとなったGymboxはホームページの雰囲気や実際の中の様子からパリピ感溢れるジムですが、会費が高いこともあってか真剣に鍛えている人が多いです。平日夜はやはり混むので、土日早朝と平日の夕方などの空いている時間帯を狙って行っています。バスタオルが無料で使用できて、サウナもついていたりと、まぁ日本の感覚からすると値段相応の環境ではあるかなと思います。
Gymboxウェストフィールド店のスペックとしては、
・平日6-23時、土日8-20時が営業時間
・有酸素エリア めちゃ広くて色々ある、景色が良い
・マシンエリア 色々あって、日本で見慣れないものもいくつかある
・フリーウェイト パワーラック3台、スミスマシン1台、ダンベル60kgまで4本ずつ、アジャスタブルベンチ6台、フラットベンチプレス台 2個
・スタジオ3つ
・ボクシングリング1つ
・サンドバッグ 5つくらい？
・会員はスタジオレッスンなど受け放題で、HIITや暗闇サイクリング、ヨガなんかの他に、ボクシングやムエタイ、エアリアルなんかもある
・男女別ロッカールーム、シャワー、サウナ
・ロッカーは南京錠（自前）が必要
・ウォーターサーバー数カ所（ロンドンは水道水が飲めないので重要）
と結構充実していますが、日本で最後に行っていた地方のエニタイムがもっと広かったので、すごい広くて感激！という感じはないです。
このジムだけかもしれませんが、日本のジムとの違いで興味深いのは、
・規格外のマッチョがたくさんいる（ナチュラル？）
・女性もガッツリ鍛えている人が多い
・ジムは社交の場なのか、そもそもの社交性の違いなのか、みんなすんごい喋っている
・ウェイトやダンベルを元に戻さないので散らかっている
・ダンベルやウェイト、ベンチなど何でも床に投げるので、よく地震が起こる
・「後何セット？」とよく聞いてきて、目の前で順番待ちされる
・ベンチプレス台にセーフティバーがない
・追い込みたい時は他人と誘い合って補助している
・有酸素代わり？にボクササイズをしている人が多い
・イギリスだからかマイプロ、ジムシャーク利用率高め（ロンドンにはジムシャークの路面店があります）
・そもそもBGMの音量デカめだが、夜になるとDJブースにDJが現れる
・全体的に照明が暗くて、クラブ感があって時々踊っている人がいる
通い始めたばかりの頃は、慣れない環境なのでマッチョたちの様子を伺いながら機材のクセなどを確かめつつ色々試していましたが、最近はようやく日本にいる時のようにやりたいことに集中してトレーニングが出来るようになってきました。先日ダンベルワンハンドローのフォームを見本にされたのが嬉し恥ずかしでした。みなさんが社交の場として使っているように、自分も顔見知りができたら（すでに結構いますが）ちょっとした会話ができるようになれば良いなと思ったりしています。自分にとってジムでの筋トレが今は一番のストレス発散なので、勉強や研究が辛くとも頑張ってトレーニングは続けたいと思います。