【連載企画】ラグビーワールドカップ×歌・伝統芸能(前編)Vocal佐倉の、SAKURAism。 第三回
ラグビーワールドカップ
日本が・世界が沸いたラグビーワールドカップが閉幕して、早くも10日が経った。
私はこれまで、ラグビーはおろかスポーツ自体に興味も縁もなく生きてきた。
あの勝ち負けがハッキリしている様子が残酷に思えるし、観ていて例えば選手の失敗に対して「せっかく応援しているのに負けてしまう」というよりは「負けてしまう“と思われてしまうことがツラそう”」という共感性羞恥が強く作用する。
なので、興味がないどころか むしろ苦手だったと言った方が正確で、やはり私は“文化部”体質なのだなと…。
そんな私が、ワールドカップ開催期間も中盤に差し掛かった頃には、すっかりラグビーに夢中になっていた。まさに にわかファンというやつですが…笑 それに至るには、文化部な私を惹きこむ幾つかの要素があった。
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