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【~連載~静岡の歴史を学ぼう131】Suijin Matsuri (Water Deity Ceremony) in Nagakuma Part1長熊の水神祭り パート1

※ この記事は「静岡移住計画Facebook」に掲載しております。

「おもしろいお祭りがあるよ」との情報を静岡の歴史マニアから頂きました。地元の珍しい儀式を見学しにオクシズへ。今回は儀式の前半部分を紹介します。

Suijin Matsuri (Water Deity Ceremony) in Nagakuma Part1

長熊の水神祭り パート1

Nagakuma is a small village located in a mountainous area along the Nakakouchi River, the branch stream of the Abe River.

長熊は安倍川の支流である中河内川沿いの小さな集落です。

安倍川の支流、中河内川 静岡市葵区長熊にて

The villagers appreciate their unique ceremony annually held in June.

住民は毎年6月に行われる独自の儀式を大事にしています。

This year, the ceremony was held last Sunday on June 5th.

今年、その儀式は6月5日に執り行われました。

Its origin can be traced back to the Edo period.

その起源は江戸時代にさかのぼります。

The villagers make deer-shaped ornament that is less than 1 meter, with silver grass used for thatching.

長熊の人々は1メートルに満たない鹿の形をした飾りを萱を使って作ります。

前日に集落の皆さんが協力して作ったとのこと

The deer-shaped ornament is placed on the rock on the opposite side of the river.

その鹿型の飾りは川の向こう側の岩の上に置かれます。

鹿の飾りを運ぶのは集落の若手

Villagers offer sake, rice and salt for the deity.

住民は酒、米、そして酒を神様にお供えします。

よく見ると向こう岸に鹿の置物が見える

The attendees pray for their safety, health and wealth by doing the Shinto-style prayer.

参加者は神道式のお祈りで彼らの安全、平和と富を祈願します。

二礼二拍手一礼で参拝します

At that time, they throw rice and salt into the river.

その儀式の時、彼らは米と塩を川に投げ入れます。

米と塩をまきます。

According to the villagers, their ancestors used to carry logs by floating rafts that were also made by them.

住民の皆さんによると、彼らのご先祖は筏を作って川に流すことで、丸太を運びました。

The logs were brought to the city of Sumpu by utilizing the Abe River’s current.

丸太は安倍川の流れに乗って、駿府の街に持って来られました。

They were carried to Zaimoku-cho (timbers’ district) and processed in Oga-machi (processors’ district).

その丸太は材木町(材木の町内)に運ばれ、大鋸町(木材加工の町内)で加工されました。

日曜の朝、交通量が少なかったので、市街地から約1時間でつきました。



参考資料:「長熊の水神祭り」 しずおか民俗歳時記  

歴史文化のまち静岡 さきがけミュージアム


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