低学年対高学年の運動会

こんにちは！ころあい自然楽校の静です。

今年は運動会ないのかな～と思っていたら、高学年さんが、何か体を動かすことがしたい！というので、急遽高学年チームで運動会を企画することに。

ただ運動会を企画するだけじゃなくて、自分たちにとって、何か少しでも挑戦のあることをしてみてほしい。と提案すると、
「低学年　VS　高学年」の運動会がしてみたい！とのこと。

さっそく、低学年と高学年でもいい勝負になりそうな競技を考え始めました。

リレーにする？
高学年の方の距離を長くする？
みんなのタイムを計って、同じになるように距離を調整する？

三輪車でリレーするのはどう？そうしたらちっちゃい子有利なんちゃう？
それえぇやん☆

馬とびのリレーもいいかも。
でも跳ばれへん子もおったなぁ・・・
代表を一人決めて、他の人が馬をやるのはどう？

低学年役と高学年役に分かれて、シュミレーションをしたりしました。

そして、低学年を誘う。

「えぇ～～～～！！！！嫌や～～～～！！！！！」
「そんなん負けるに決まってるも～～～～ん！！」と嫌がる低学年さんたち。笑

なんとか説得して、１回練習をさせてもらうことに。

いくつかの競技は高学年が勝ったものの、低学年が勝った競技もあり、ご機嫌の低学年さんたち。

高学年が勝ったものは、どうすればいい勝負になるか、高学年の人たちが目の前で一生懸命考えてくれているので、低学年も嬉しそう。

その後も２回ほど練習をして、そのたびにルールを工夫したり、ハンデをつけたりして、当日を迎えました。

ドッジボールなんかは、高学年は手加減をするんじゃなくて、思いっきり投げたいので、低学年のコートを広くして、高学年のコートを狭くする、まさかのハンマー型。笑

手加減じゃなくて本気で対決するのに、いい勝負になるルール作りが見事でした。

運動会を終えてみて、子どもたちの中が一層良くなった感じがします。
小さなあの子が、大きな女の子を気軽に呼び捨てで呼んでたり、
いつも慎重に見ていたい派のあの子が、自然とみんなと一緒に勝負をしていたり。

プログラムもないし、ちゃんとした司会も説明もないし、
保護者の人にはルールがわかりにくかったとかでご迷惑を掛けましたが　笑

えぇ運動会でした～。