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難しいけど励みになる案件。ニッチな新サービスの広告運用

こんにちは。

地方でマーケター兼ライターをしているフリーランス しずくです。

今月から新しい案件を任されました。

ミッションは、クライアントさんの新規事業拡大に際して、リスティング広告を活用してお客さんを獲得すること
 

リスティング広告とは、GoogleやYahooで検索したキーワードに関連して表示される広告です。「スポンサー」と表示がついているもので、検索連動広告や検索広告と呼ばれることもあります。
 

これまで幾つかのサービスを担当させていただきましたが、今回はかなりニッチなサービス
しかも、まだ世の中にあまりないビジネスモデルなので、面白そうだなーという好奇心と、しっかり結果を出せるかな…という不安が入り混じっていました。
 

そんなわたしを余所に、案件はググッと入り込んできました。
通常であれば、市場調査や競合検討、Webサイト分析を行った上で広告配信とステップを踏んで進めますが、本件はいち早く広告を打ち出したいとの意向。。

担当者さんとも協議し、最低限の調査・分析を行いながら広告配信を開始しました。
 

広告予算に限りがあることを懸念していましたが、何事もなく配信開始となり、まずは一安心。

しかし、リスティング広告は配信が始まってからが戦いです。
 

ユーザーが検索したキーワードを確認して、お客さんになりえるかを一つひとつみていきます。有効なものは残し、有効でないものは除外や表示頻度削減して調整を繰り返します。

一般的なサービスであればキーワードの精査が行いやすいものの、今回はニッチな新サービスなので、お客さんになりえる層の選定が難しいです。。
 

明らかにお客さんにならないキーワードは除外し、新しくキーワードを追加。その後、お客さんにならない別のキーワードが挙がってくるのでそれも除外、お客さんになりそうなキーワードを新規追加。
 

一つ改善したらまた次の改善をする、と息つく間もなくひたすらPDCAをまわしています。
本件はGoogleの推奨広告費に比べて予算が低いため、1クリックさえも無駄にできません。

キーワードだけでなく、ユーザーの年齢層や性別、趣味嗜好、居住地域もあわせて調整していきます。
 

配信を始めてから約1週間ですが、1歩進んでは2歩下がる、1歩進んで止まる、などと状況がさまざまに変化しています。

成果につながらないことに焦りを感じますが、状況改善に向けて試行錯誤する過程に面白さを感じます。
Googleの最適化機能にまかせることもできますが、より検討度の高いお客さんを獲得するためには手動の調整が必須です。

クライアントさんが新サービスを通して、達成したいビジョン実現のためには広告運用でどんなことが必要なのか、それを考えて取り組めることがとても楽しいです。
 

また、広告配信状況が一時的に停滞することもありますが、行動をしたからこそ気づけたことがちゃんと蓄積され、次の仮説の足掛かりとなります。
「次はこれをしないと!」がどんどん出てくる状況ですが、改善に向けて行動し続けることは大変でもあり充実感に満たされます

 
そして、本件の広告運用をしていると「人生も同じなのかな」と感じることがあります。

誰でも後退したり停滞したりすることがあります。ときには道を間違えることや次の行動が分からなくなることも。
それでも、先に進むために行動し、振り返り次へ繋げます。

 
途中で改善を諦めると、その先の未来には限りが出るかもしれません。
でも諦めなければ、未来の可能性は広がると信じています。

ニッチな新サービスの広告運用も、わたし自身の仕事のこと、人生についても、この心意気で臨んでいこうと思います。


ではまた。



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