大阪・ザチェ コーヒーさんのとなりに韓国スイーツのお店
鶴橋で、ふらっとコーヒー。わたしは「ザチェコーヒー」さんに行きます。
観光客で、ごったがえす鶴橋駅から、こっそり南へぬける。マスターとコーヒー豆が陽気におでむかえ。
(2009文字)
ザ チェ コーヒーさん
弥栄(彌榮)神社の参道。ふるいまちなみ。古民家のコーヒー処は数あれど、ザチェコーヒーさんは気どらなくて、自然体。いつ、ふらっと行っても、おいしいコーヒーがありますよ。
もより駅は……
●大阪メトロ・近鉄電車・JR各線・鶴橋駅…徒歩約10分。
昭和のお家そのままに、コーヒー屋さんとは、ちとわかりにくい外観かも。だいじょうぶ、遠慮なくどうぞ。
自家焙煎のコーヒーがならびます。
マスターが一杯ずつ淹れてくれるコーヒーは450円。カフェオーレは500円。
カップは陶器ではなく紙コップの姿ですが、それもまたよし。
ふらっとコーヒー……ですから。
ワンコインでコーヒー、お釣りがくるなんて。大阪では、焙煎コーヒー専門店では、おねだん500円以上が主流。(個人の感想です)
ザチェコーヒーさんは、いざきよくコーヒーだけのお店。ふらっと行って、おいしいコーヒーがいただける鶴橋の隠れ家です。
「おとなりに新しいお店ができました」
ある日、ザチェコーヒーさんのおとなりで工事が。どんなお店かな。しばらくして開店したもよう。
ザチェコーヒーさんの前を通りかかると、マスターの声が。
「新しいお店できました。」
「おとなりは韓国のお菓子、ソルギのお店ですよ。」
「うちに、持ち込んで食べてくださってもOKですから」
などと、
ザチェコーヒーのマスターが道行くひとにアナウンス。
となりの新店の、紹介やら宣伝やら……。
なんていい人なんだろう。
では、となりで韓国のお菓子を買ってザチェコーヒーさんでコーヒーを飲もう。
ドゥドジ工房さん
できたてのドアを開けると、「いらっしゃいませ」韓国のスイーツ・テイクアウト専門店です。
明るい木目調のお店、この雰囲気。この女性、どこかで会った。男性もいます。ご夫婦のような。
「わたし、おとなりのマスターに聞いてきました。お菓子を持ち込んでコーヒー飲み、できるそうなので」
わたしも、ザチェコーヒーさんのファンとして宣伝をしとこう。マスターを見習って。
カボチャ。なんか、このしつらえ見たことがある。端正なお菓子のソルギも。
思い出した!もぐらの名刺。
ドゥドジカフェさんだ。コリアタウンのはずれの住宅街のお店。黒ごまソルギ、おいしかった。
「もしかして、ドゥドジカフェさんですか?」
「はい、そうです」
やっぱり……!
「コーヒーにあう、ソルギはなんですか?」
あんバターソルギをすすめられました。コーヒーにあう、これが大事。それと栄養餅も購入。おいしいのが、わかっているので全部食べたいところをガマンして。
日本のスイーツとデザインが違ってシカクなのもいいです。持ち帰っても型崩れなし。テイクアウト・ギフト用の箱もあるみたいですよ。
わたしは、おとなりなので、そのままザチェコーヒーさんへ。
ドゥドジカフェさんは住宅街にあり、行列ができると近所迷惑に。そこでテイクアウト専門店の「ドゥドジ工房」オープンされたそうです。ザチェコーヒーのマスターに聞きました。
あったかい店内でコーヒーを
前回、ふらっとコーヒーをしたときです。マスターのオススメは、無農薬のコーヒー。
「これといって特徴は、ないんですけど……」
さりげない説明。難しくなく自然体。ウンチクや専門用語を並べられると、ど素人のわたしはワカラナイ。
オーガニックと言わずに、無農薬。クセがない、シルキーなあじわい。都会的でモダンなおいしさ。
さて、ソルギ持ち込みの今回は。どんなコーヒーを、すすめてくれるのやら。
「焙煎して、ちょうど油くささが抜けました……」
さっそく、いただきます、それ。
名前はすぐに忘れたけれど。
塗りのおぼん。お借りしてソルギと。火鉢をほうふつとさせるストウブ。
この絨毯もステキですね。
もちもちソルギと、きょうのコーヒー。ふらっと満足。
もしかして、おおやけには持ち込み不可かもしれません。でも怒られることはないでしょう。
たぶん……。
ディスプレイも、ちょこちょこと配置換え。これもザチェコーヒーさんのいいところ。
ザチェコーヒーさんと、ドゥドジ工房さん。
おとなりどうし。
これからもよろしく。なかよく。
せわしない12月、掲示板も年末年始。
年内にふらっとコーヒー。鶴橋で。
◆はじめてのザチェコーヒーさん記事◆
◆ドゥドジカフェさん記事◆
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
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