紫金城の韓式中華
ここは、紫金城です。
えっ、誤字では?
なにやら違和感があるかもしれませんね。「ラスト・変ペラ-」みたいな。
いいえ、誤字でもパロディーでもありません。
食べるお城・大阪の紫金城なのです。
紫金城さん
お城の名前だけど、ビル。
紫金城さんは、
大阪市生野区・むかし今里新地だったところにある韓式・中華レストランです。
最寄り駅は……
●近鉄電車・今里駅…徒歩約8分
大阪市生野区は、人口の4人に1人は外国人。
コリアタウンをはじめ、最近はベトナム料理屋さんも増加。食べるのが楽しいエリアです。
ディープな紫金城さんへ、ようこそ。
韓式中華
韓国の中華料理を「韓式中華」と言うそうです。
韓国人が作る中華料理とは。
日本の中華との違いは何でしょう?
わたしとオット、さっそく紫金城に入りました。
日本語・ハングル文字。紫色で紫金城。中華料理と書いたメニュー。
メニューは、100いや、200ほど。
びっしりと書かれたメニューに驚きました。
オーナーが韓国人の女性で、ご主人が中国人だそうです。
なるほど韓国料理と中華料理のハイブリッド。
韓国では、テーブルの脚も折れよとばかりの、沢山の料理を出すのが「おもてなし」だそうです。
メニューが多いわけですね。
スタッフもお客さまも外国人が多いような。言葉は解らなくても大丈夫です。店長さんは日本人です。安心してください。価格は、もちろん円です。
見てるだけで酔いそうな、アルコール類。ソフトドリンクもあります。
わたしは、雪梨と書いたドリンクを。ペットボトルで出てきました。
後ろの壁の写真つきメニューとパチリ。
「小皿に、ちょびっとの量を盛り付けてるだけで高いかもしれない……」
最初、わたしは不安でした。
あら、麻婆豆腐が、500円。
メジャーなメニューで、お手頃価格。良かった!
魚一匹まるごと使った料理は、少し高いですが。
日本人に食べれない料理は、ないと断言します。
野菜・肉・海鮮をたっぷり使った「韓式中華」
見た目も華やか、お腹が空いてきますね。
ジャージャー麺
まずは紫金城さんの看板商品。
ジャージャー麺800円をどうぞ。
この色、欧風カレーでは、ありません。
これは黒く甘い味噌ダレ。お子さまも食べれます。
麺が、隠れています。ジャガイモやニンジンも、かくれんぼ。
ウズラ卵が可愛いですね。
「たくあん・玉ねぎ・辛い味噌」
サラダのようにジャージャー麺とセットになっています。
韓国では、玉ねぎに辛味噌つけてポリポリと食べるそうです。
お酒が飲める布陣ですね。
麺と味噌ダレを混ぜまぜして食べます。
麺は、注文が通ってから作るそうです。作り置きなし!
なんと、中国の国家資格を持つ麺のプロが打つ本物。
もっちもち!
味のアクセントに、味変に。
「たくあん・玉ねぎ・辛い味噌」が大活躍します。
水餃子・チャンポン・ジャージャー麺のセット
水餃子。あっさりしてます。
食べやすいので、ペロリと完食!
しかし次のチャンポンが韓国版。
赤い……唐辛子だ。まさに韓国版。これは、クセになります。最初は、辛いのですが海鮮のダシも効いていて、もっちもち麺と相まって……うまい!
「水餃子・チャンポン・ジャージャー麺セット」
1800円。
他にもセットものが多すぎて……
しかも安いです!
韓式中華を堪能できるセットです。何人かでシェアしましょう。
単品・キクラゲとキュウリの酢の物
この寒空にキクラゲ。漢字で「木耳」
ホント大きな耳ですね。なかなか食べれません。
これ、小サイズで500円です。
豆と厚揚煮は、ビールのオマケ。わたしもオットも注文していなくて、あせりましたよ。
厚揚煮は八角の風味。ほんのり魯肉飯 (ルーローハン)の味。
普通のチャーハン
チャーハンも何種類かあります。
いちばんベーシックな焼飯を。
わたしもオットも、トシのせいか「石橋を、たたきすぎ」ですね。
笑えます。普通に、美味しい。
普通の牛肉炒め
お肉がいっぱい、柔らかいです。これもクセがなく食べやすいのでオススメ。
かた焼きそば
野菜たっぷり。紫金城さんは、ニンジン・キュウリの切り方が菱形なのに気がつきました。
タケノコなど野菜の厚さも、とても薄くて繊細。
ピシッと揃っています。
中華料理の様式美。
わたしは、こんなにキレイに薄く切れないので反省しきり。
デザートも、こんなにたくさんあるのに、もうギブ・アップです。
お昼のランチも夜も楽しめます。
美味しくて、いいお城です!
お腹のキャパを、試金城。
支払いお手頃、資金城。
ラスト・エンペラーは紫禁城。
もう、ええわ~!
ど~も~、ありがとうございましたぁ!
韓式中華、違和感なし。
いつも こころに うるおいを。水分補給も わすれずに。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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