見出し画像

シンママの娘(21) パート主婦

できちゃった結婚・離婚した娘。この おはなしは、母親目線で書いております。離婚にお悩みの人の参考にも解答にもなりません。ご容赦ください。


パートさん事情

ターミナルビルの飲食店にパート決定。
大学を出ようが、主婦の就職活動は限られる。
 「最低、半年は勤務すること」
なんにせよ、社会への第一歩を踏み出す娘でありました。

わたしは、専業主婦。就活・就業の詳細やお店の事情は全くわかりません。
恥ずかしながら娘から聞いて勉強しております。


●娘からの情報は……
◆基本、平日・11時~16時。
◆パートさん3人で平等に勤務時間を割り振りされる。
◆ランチタイムだけ・11時~14時の勤務あり。

全時間、働けるわけではない。本当に部分的な就業「主婦のパートタイマー」なのですね。
まずは外の空気を、現実を。娘も勉強になります。


飲食店あるある

令和に入り、飲食店の営業も激変。
娘の飲食店は、11時~22時までの営業時間。俗にいう通し営業。


娘が採用されてすぐに、ランチが終わる14時から「休憩」するとのこと。つまり夜営業の17時まで「閉店」に。


そうそう、どこでもそうでしたね。アルコールなし、夜営業もナシの時代。たくさんの飲食店の悔しい廃業が始まった……

ランチタイム3時間の勤務。
それをパートさん3人で。
「現実は甘くない」そう、50年ぐらい前に友和ともかず百恵ももえちゃんがテレビで言っていた 「青春は、そんなに甘くない」だったか。時代が、そのとおりに。

保育園あれこれ

令和に入り、保育園も保護者も、さぞかし大変、いまも大変ですね。
「自宅待機」「テレワーク」「濃厚接触」……
登場した勤務形態やコトバは数知れず。

保育園は電話での問い合わせと見学。候補の園に予約。
娘はひとりで走り回りました。
旦那様は勤務先が休業中。自宅待機で、時間があるにも関わらず。


最寄り駅にいちばん近い保育園に決定しました。
生後6か月、そんなに早く入園できるのかと、いやそれだけ世帯の所得が低いということです。


駅チカなので後々に助かるのですが、まだそこまでは誰も気づいてません。
空いていて良かった。0歳児枠と駅チカ保育園。それはそれは、ラッキーでした。


あわてて入園の準備・予防接種などをする娘。
離乳食のリストを渡され、毎日アレルギーの有無をチェック。
野菜のスープ・つぶしたもの・豆腐など、少しずつ食べさせていきます。集団生活に入るということ。


本来ならば、マイペースで育児と将来設計を考えたことでしょう。
「専業主婦などあり得ない、働く」と前々から言っていた娘。
この部分だけは希望が叶いましたね……


どなられる

平行して嫁の勤めもこなし? 
高砂人形(義父母)と食事にいったり交流も欠かさず。
しかし、そこでまた妙な事件が。

みんなの前。つまらぬことで、旦那様が声を荒く大きく、娘に怒ったそうです。
楽しい食事中の時間に。義父はさすがに「止めんか」と注意したそうですが。


なんで自分のご機嫌をまわりの人間にとらすのか?
なんで自分のご機嫌を自分でとれないのか?

 夫のご機嫌をとるのは妻なのか?


旦那さまが怒れば怒るほど、冷静になる娘なのでした。しがないパート主婦でも、気づきはひろがる。


人としての多様性・可能性に。


毎週金曜日は
「シンママの娘」の日!


いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。


最後までお読みくださり、
ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?