腐った涙 新しいシケモク
時計の針の恐怖はいつも
ダイヤの靴 つきまとう怒り
聞き飽きた夢はいつも
小雨の舞う夜の街で
指差す先の砂漠の幻影
イカレタ孤独 つまはじきの協調
矛盾に従順 水準には憧れたい
屍の女 朽ち果てた権威
見てみたい 感じてみたい
愛して欲しい 憎しみをこめて
放して欲しい 優しさを抱いて
だから僕は歩いた
通りの向こう側はきっと明るい
だから僕は言ったんだ
それでも僕は生きているから
知りすぎた闇は照らされる
ショーの終わりは帰るだけ
ねぇ、きっとこのままで
囁きが貫く耳の底
広げた手には一粒の
懐古の夢が叫んでた
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