力無き手に抱かれ
夢遊病に憧れて
真夜中の街で凍てついて
孤独の淵で愛を聞く
抱き締めた嘘を配ってくれ
吐き出した嘆きを忘れてくれ
金色の列車が滑り込む
世紀の祭りのプラットフォーム
嘆きの壁にうなだれて
砂漠の穴で銃を抱く
神がささやく永遠が
最後を知らせる汽笛なら
破れたブーツで走り出す
正義の焔に身を裂かれ
時計の文字が跳ね踊り
光りの速度で廻り出す
ヒジュラの時に舞い戻り
カーバの像を焼き尽くす
抱き締めた嘘を配ってくれ
吐き出した嘆きを忘れてくれ
金色の列車が滑り込む
世紀の祭りのプラットフォーム
ペテンの夢をまき散らし
平和の鐘でダンスする
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