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黒豆を炊こう

お正月を前にして、
いただいていた黒豆があったので
予行演習で炊いてみることにした。

黒豆はシワシワになりやすい。
かたくなる。
などいろいろ作るにあたって
不安要素があったのでネットで調べた。

四谷の料理屋さんの作り方を
参考にして作り始めた。

まず乾燥した黒豆を水につけて戻す。

ネットでは、浸さないもの
6時間から10時間くらい浸すものと
さまざまあったが、

四谷の料理屋さんは

「最低12時間。うちは24時間浸してます」

ということなので、
優しく水洗いして
私も24時間浸しておいた。

そうすると乾燥豆の状態から、
2倍くらいの大きさにもどる。


浸し水ごと鍋にいれ、
重曹と塩を小さじ1ずつ入れて
沸騰させない、ふつふつと沸き立つ前に
弱火にかえる。

キッチンペーパーで
落とし蓋をして、弱火と中火の間を
調整して1時間下茹でした。

その日は遅かったので一旦終了。

次の日、これまたネットで調べた
炊飯器のおかゆモードで1時間炊いた。

この時点で豆も柔らかくなり
下茹で完了。

味付けのためのシロップを
作っておく。

黒豆100グラムに対して
水600cc
砂糖200グラムを
別の鍋に入れて熱を通しておく。

炊飯器で柔らかくなった豆を
鍋はだから水を入れて
温度を下げていく。

重曹の滑りを温度を下げながら
ゆっくり洗って、
完全に冷たくなる前に洗い終え
シロップを作った鍋に投入する。

ここからは10分煮て、冷ます。
この工程を4回繰り返す。

途中甘さの確認をして、
砂糖を大さじ2杯程度たす。

味見をするが、なかなか美味しい。

小さじ1の塩、小さじ1の醤油を加えて
さらにあと2回、10分煮て
冷ますを繰り返す。

そうしてようやく完成。

ふっくら柔らかく、つやがあり
しっかり甘さがふくまれている。


なんと手間隙のかかることよ。


途中めげそうになりながら
ここまで作り上げることができることを
確信した。


手間を省くことが取り沙汰されるが
私はこうした手間ひまかけたものは
それだけの価値があると感じている。

お正月の予行演習だけれど、

また作るかは、別のお話。




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