アーユルヴェーダ式口腔ケア、オイルプリングでデトックス。
台所で気軽にデトックス
オイルプリングとは
ごま油やココナッツオイルなどの植物オイルを口に含み、口内細菌をオイルでプリング(絡め取って)歯と歯茎、口の中を綺麗にデトックス(解毒)する自然療法。
pull=引っ張り出す。
インドのアーユルヴェーダが発祥です。
私の持っているアーユルヴェーダの本には
オイルプリングとは載ってはいませんでしたが、
口内洗浄のことは書いてありました。
お肌のオイルクレンジングと似たような原理だと思います。どんなオイルでも良いみたいですが、インドではひまわり油やギー、ごま油を使うようです。
私はギーが好きですが、たまに独特のにおいがふわっと上がってくるので注意が必要です。
口の中にはおよそ1億個の細菌が存在していると言われています。
これらの菌たちがこの人間の37度くらいの体温を持つ身体の中で、しかも多湿のジャングルのような環境で、
それぞれ住み着きたいところに住んでいるのです。
そして口の中にいる菌は腸や
ああ、これもマクロコスモスとミクロコスモスです。
唾液が食べ物の消化を助け、口の中の歯や、歯肉が健康でいられるように洗浄し、
環境を作っているので、唾液が非常に重要な役目があります。
口内のpHバランスが酸性・アルカリ性のどちらかに傾かないよう、調節してくれます。
細菌は口内の食べカスなどをエサにしますが、
分解時に有毒ガスや酸を発生させ、脱灰を起こし、虫歯の初期症状にもなってしまいます。しかし唾液が口内のpHバランスを整えることで、歯の脱灰を防いでいます。
そして、唾液にはあらゆる病原菌の侵入・感染を防いだりする重要な役割を担うための、多くの成分が含まれています。
唾液大事!
好転反応?
そんなこんなで
オイルプリングを続けてみました。
これは、、、即効性がある。
まず、すぐに歯が白くなりました。
本当に、私の場合、すぐでした。
無性に喉が渇きます。
そして、ラーメンを食べた後に頭痛がしたり、
モーニングについていたハーフトースト食べただけで
鼻水が出始めました。
喫茶店のマダムの香水?体臭にやたら敏感になってしまい、最初の一組はああ、強いなあー。くらい。
二組目で鼻水出て頭がきゅうーっとなり、
三人目でやばい、出ようと思いました。
これは別に何か特殊なにおい、柔軟剤とかではなく、
いろんな菌を除菌したおかげで、私の粘膜に常に住み着いていたヤツらが退散したことで新しいコロニーが優位になったんだと思う。
しかも、常に喉に何かひっついている感じ。
この感じ、、、たとえば昔、カラオケで何時間もうたい続けて喉がカラカラになった時のような。
しかし、口の中はさっぱりしています。
あんまり、コーヒーとか欲しくなくなりました。
やっぱり菌に支配されているのですね。人間は。
たとえば身体がカンジダ菌に侵されていると、
甘いものを欲しがる身体になるので、甘いものをやめないとカンジダ菌は増える一方なのですが、
カンジダ菌に支配されていると、
甘いものを辞めるのは大変です。
そうなった時に口内細菌のバランスを整えることで
何か極端に甘いものとか、グルテンとかコーヒーとかを飲み過ぎてしまう、中毒、依存体質から抜け出す第一歩として、お口が欲しがっていないというのは助けになるかもしれません。
お口がさっぱりしたもの食べたいなと思えば、
野菜や淡白な食事になり、代謝に時間がかからないだろうし、常にすっきりした状態で過ごせるだろうし、
パンやカフェの食事、洋食、スイーツ、べたべたして口の中にも食べかすが残りそうなものは消化も遅いし、体内の体液をドロドロにするので身体の中の循環が滞り、濃厚な体液になることは想像できます。
もちろん、太るし、内臓脂肪がつきやすくなるし、
その一口で連鎖がはじまり、やめられなくなります。
市販の一部のマウスウォッシュはただの刺激で、口臭を消すためにただただミントを強くしている化学物質の液体でしかないので、使った後すぐに水でゆすぎたくなります。
オイルなら、万が一飲み込んでしまったとしても、
オイルなので、毎回失敗しなければ、そんなに問題は無いと思いますが、まあ、細菌だらけなので気持ち悪いですが、オイルプリングをしなければ、逆にその細菌たちがたくさん口の中にあることになるので…
まあ、こんな感じで熱く語りましたが、
食と健康に関する問題を持っていて
頭打ちになっている人にはやってみる価値はあるのかなと感じています。