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長岡のロボットベンチャー経営者の日記 | 2024/02/10 データ駆動型農業実現の夢と意義

準備運動 | データ駆動型農業実現の夢と意義

後述するWeb開発案件のお話のおまけ。
今は、受託案件のプロジェクトでWeb開発を1件している。

今後同じような受託はあまりするつもりが無い。(農業とロボットに関係なさすぎるため)
しかし、自社サービスに関係ある内容だったらWeb開発はする予定だ。

今、我々は農業現場の様々な場所にロボットを普及させることを目指しているが、この目的や目論見は以下のようなところである。

  • いたるところで様々なロボットがいることにより、今まで人手でしていた色々な作業を自動化・効率化できる。

  • 結果として、今まで不可能だと思われていた、「少人数でも農業が維持・拡大する」ことも可能になるはずだ。

今はロボットをメインでやっているが、特に農業現場にロボットを導入する・広げるというのは、他の観点からも意義深い。
一番の価値はデータだ。
圃場・環境ごとのデータを得ることができるため、これが色々な役に立つと考えている。
農業は、データ主導で科学的に行っていくことで、より生産効率をアップさせ、無駄を減らすことも可能になるはずだ。
具体的には、以下のような良さがある。

  • 各圃場のようすがリアルタイムに把握できる→それぞれのタイミングですべき作業がわかる(草刈りなら、すべき場所を最低限刈ることが可能に。病害対策であれば、ほぼリアルタイムで各圃場の生育状況把握が可能になり、対策が早く効率的に打てる(従来は、だいたい何週ごとに、みたいな決め打ち or 目視))

  • 環境要因(気温、雨量等)と作業要因(いつ何をした)を把握できる→コントロールできない環境要因の変化にも、データを各年・シーズンで比較する等、より良い対策が打てるようになる

  • 技術継承に役立つ

結果、生産性の向上、資源の効率的な利用、リスク管理の改善、意思決定の高速化と精度の向上等得られる恩恵は多岐にわたる。また、そうしたデータを活用すると、農作業自体がより良くなるだけでなく、自社(FW)製品アップデート、他サービスとシナジーも生まれてくる。

現に、農林水産省は、スマート農業の総合推進対策(みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業の中)で以下のような達成目標を定めていることからも、その重要性と緊急性は公知の事実であり農業界共通の課題だ。

農業の担い手のほぼ全てがデータを活用した農業を実践
[令和7年(2025年)まで]

農林水産省 | スマート農業の推進について

なんとしても、夢物語ではなく現実の結果として実現したい。

また、そうしたデータを活用すると、農作業自体がより良くなるだけでなく、自社製品、他サービスとシナジーも生まれてくる。
今後、そうしたことが実現できるような自社サービス(社外、社内向け問わず)をどんどん開発していくつもりだ。

今日について

今日は、主に以下のような感じだった。

  • Web開発候補メンバーとの面談

  • 2/25のイベント「長岡ものづくりフェア」の打ち合わせ

  • 会計処理(主に給与振込)についての改善検討

Web開発候補メンバーとの面談

DX案件に参加ができそうなメンバー候補がいたため、面談をした。
他メンバー(インターン)の紹介で話した。

結論、忙しそうなのでこの日程のこのプロジェクトだと協力が難しそうだという感じだった。

同じ高専出身の方だ。
そういえば会ったことがあった。
知り合い繋がりも多い。
このプロジェクトではご一緒できないかもだが、今後継続的に他の案件(というか自社開発)では働ける機会が生まれると良いなと思う。

2/25のイベント「長岡ものづくりフェア」の打ち合わせ

2/25にある長岡市のものづくり系イベントの打ち合わせもした。
他にも、ロボット団体が複数出るため、連携部分含めた打ち合わせだ。

出展するロボット団体(自分や高専・技大学生と関わりがある)

  • 自分の前の会社 Closer(生産ライン自動化ロボット開発の、つくば大発AIロボットベンチャー)

  • 自分がつくった Phoenix Robots(中国発の国際ロボットバトル競技RoboMaster参加団体)

  • 友達がやっている団体 INPUT(国際的な自律型ロボットサッカー競技 RoboCup SSL出場の学生・社会人混成団体)

  • 自社のメンバーもやっているNexis-R(国際的なレスキューロボット競技参加団体)

たくさんあるな。
一緒にトラック搬入等ができないかという相談だった。
イベントについては、後日続報告知あります。お楽しみに。

ちなみに、長岡にはこれだけのロボットコミュニティ(団体・学校等)がある。
(小黒調べ)

会計処理(主に給与振込)についての改善検討

現在、会計担当の方と経営陣で一緒に、給与計算・振込関係の手続きをしている。
労働日や時間の取得・計算や、給与額の計算はある程度自動化できているが、最後振り込む際の手続きがいまだに手動だ。
ここらへんも、サービスをうまく使って効率化(手間を減らす)・安定化(ミスを減らす)していきたい。

今まで、お金をかけたくない(少人数だったし)という理由で自社の仕組みをしいていたが、人数も増えてきたためそろそろ外部サービスを使いたい。
調べたら、色々無料レベルで使えそうな良いものがありそうだった。
しくみをつくって、導入したい。

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