柴垣健一

東京都内在住、ピアニスト・ピアノ講師として音楽活動をしています。 noteは日々の活動の中で感じたこと考えたことをまとめる場所として活用していけたらと思っています。 1994年生まれ。

柴垣健一

東京都内在住、ピアニスト・ピアノ講師として音楽活動をしています。 noteは日々の活動の中で感じたこと考えたことをまとめる場所として活用していけたらと思っています。 1994年生まれ。

最近の記事

『子供が話を聞いてくれない』について Part1

子供のレッスンの現場で 「先生の話を聞いてくれない」 という場面があります。 今回は、そんな時に実践している対応の例をご紹介します。 なぜ話を聞かないのか「話を聞いてくれない」という現状を打破するために、まずは 「なぜ話を聞かないのか」 ということを把握することから始めます。 自分の話ですが、以前はそういった場面に出くわすと 「レッスンが楽しくないのではないか」 とか、あるいは 「良い関係性が築けていないのでは」 などと考え、悩んでしまったことがありました。 しかし、「

    • 「音を聴く」ために

      ピアノのレッスンの際に 「もっと自分の音を聴いて」 と言われた経験はないだろうか。私はよーく言われた。子供の頃は(聴いてるけどな..)と思っていたが、今振り返ると、いやいや全然聞けてなどいなかった、と思う。今回の記事では ・「音」について ・「音」が聴けないということ ・なぜ「音」が聴けないのか ・「音」を聴くためのアイデア などについて考えてみる。 「音」について「音」というのは空気の震えだ。大気のあるこの地球上では、物体の震えが空気の波として伝わり、人間の耳の中

      • ピアノを弾くときの「手の形」

        「形から入るタイプ」という言い回しがある。 料理に取り組むにはまず器具や食器を揃える。ランニングに取り組むにはまずウェアやシューズを揃える。「形を整えてなんぼっしょ」のその精神は、形がなかなか整わない私のようなタイプからしてみると見習う部分がとても大きい。 ただ一方で、「形に囚われるな」という言い回しもある。形にこだわりすぎることで本質を見失ってしまうということも、実際にはあるのではなかろうか。 ピアノを弾く時にも、囚われすぎてはいけない「形」がある。それは「手の形」だ。今回

        • ピアノは鍵盤を押したら音が出る

          『ピアノは鍵盤を押したら音が出る』 というのはピアノのとっつきやすさを表す常套句だが、この『鍵盤を押したら音が出る』というシンプルさ、さらに言うと『触り方が音になる』という原理がピアノという楽器の重要な特徴であるという話。 そしてそれがなかなか厄介で、奥深く、ピアノの大きな魅力だという話。 ______ ピアノのレッスンをしていると、こんなことをアドバイスする場合がある。 「この細かい音は一生懸命弾きすぎず、次のこの音に向かって流す感じで」 とか 「指先だけで弾こうとせず

          自己紹介2024.5.16

          はじめまして、柴垣健一です。 東京・板橋在住。ピアノの演奏活動やレッスンを主な生業としております。 「ピアノの演奏活動やレッスン」を日々行うことを通して考えるあれこれ、感じるあれこれを整理、記録、共有、議論などする場として、 note始めてみまーす!!!

          自己紹介2024.5.16