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31.「あなたがしている脳内会話」の内容は?

こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。

あなたは一日に何回くらい脳内会話をしているのかを知っていますか?
頭の中に思い浮かんでくる思考や感情、考え事や悩みなどです。

諸説ありますが、まとまった思考で約6,000回。
まとまっていないものを含めると60,000回を超えると言われています。
その中の90%程がネガティブな内容で、ポジティブなものは10%程度だと言われているんですよ。

自分の脳内会話は意識しないとネガティブなものに占められてしまうということなんです。
・会社に行くのが嫌だな
・雨が降ってうっとうしいな
・お金が無くなったらどうしよう
・試験で受からなかったらどうしよう
・病気になったら嫌だな
心覚えはありませんか?

そして、未来のことよりも過去のことが多いんですよ。
・昨日、あんなことを言って失敗したな
・あの時に異なる選択をしていたなら、今は変わっていたかもしれないのに
・あの人にあんなことを言われたけれど、どんなつもりで言ったのだろう
・あの時は恥ずかしかった
・自分の歩いてきた人生は大したことないな
どうでしょうか?

ということは、人は無意識に漠然と生きていると、自分の内側はネガティブに染まりネガティブなシナリオ通りの人生を現実化してしまうということになるんです。

また、テレビや雑誌などのニュースはネガティブなものがほとんどです。
テレビ番組はスポンサーがいて、視聴率を稼がなくてはならないので、より刺激的で自分たちよりも不遇な事柄を伝える傾向になっています。
放火や強盗、殺人に汚職、戦争や災害など・・・・・情報として知っておくべきこともありますが、どこのチャンネルを付けても同じ様な内容の情報ばかりです。
ハッピーな出来事だけを伝えるニュース番組があっても良いと思うんですが・・・・・ありませんね。

そういったメディアからもネガティブな情報が入ってきて、自分の内側も外側もネガティブに染まってしまいがちなのが現代なんですよ。

そのため、私は意識をしてネガティブな情報を避けて、ポジティブな考え方をする様に努めています。
ただ、一時ブームになりました「ポジティブシンキングで行こう!」みたいな、ポジティブが善でネガティブが悪というものではありませんからね。
ポジティブもネガティブも、両方とも大切な人間の感情です。
ただ、ネガティブに偏ってしまっている現代社会での心のバランスを均等にしようというだけです。
ネガティブな脳内会話をしていることに気づき、それに寄り添いながら別の角度からの会話をしていくという感じです。

また、人との会話でもネガティブな言葉を使わない様にしています。
ネガティブな発言をするとその言葉が頭に残り、その言葉通りのことを現実化させてしまうからです。
例えば・・・・・
車で出掛ける人に「事故をしない様にね!」と言うと、頭の中に「事故」という意識が残り、緊張して運転をしてしまって事故を起こしてしまった。
入試に向かう子どもに「試験に落ちない様に頑張って!」と言うと、頭の中に「落ちる」という意識が残り、焦ってしまって自分の力を発揮できなくなってしまった。
野球でバッターに「三振するなよ!」と言うと、頭の中に「三振」という意識が残り、イメージ通りの三振をしてしまった。
といったことなどです。

愛情を持って声を掛けているのに、それが「否定語」だと相手の頭の中に否定的な意識を残してしまうんですね。
そういう時は「肯定語」で声を掛けるべきなんですよ。
上記の内容なら、「余裕を持って安全運転でね!」「自分の力を出し切って合格だ!」「フルスイングでかっ飛ばせ!」みたいな言葉になります。

何事も「失敗しないで!」ではなく「成功させよう!」という思考と発言が大切だということなんですよ。

自分の内側にあるものが現実として目の前に現れますが、時には内側からだけでなく外側から自分の内側に良い影響を与えることも大切なんですね。

あなたはどんな言葉で、自分の内側に影響を与えていますか?

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

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