93.「ハレ(晴れ)の日とケ(褻)の日を楽しむ」とはどういうこと?
こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。
あなたはストレス発散のためのハレ(晴れ)の日を楽しんでいますか?
現代はストレス社会と言われますが、その生活の中で溜まったストレスを発散する日を設けていますか?ということなんです。
日本にはハレ(晴れ)とケ(褻)という伝統的な世界観があるんです。
ハレ(晴れ)は冠婚葬祭や年中行事、お祭りなどの特別な日のことをさします。
そして、ケ(褻)は日常的な生活のことをさすんですよ。
ケの日にはどうしてもストレスが掛かります。
当然なんですね。
社会生活を営むために、理性の脳は本能の脳を抑え込みますからね。
嫌な上司に理不尽なことを言われたので、文句を言い返して叩いてやりたい!と思うのが本能の脳です。
そんなことをするとこれから仕事がやりにくくなるし、問題になるから文句は言わないで頭を下げておこう!というのが理性の脳です。
この理性の脳が本能の脳を抑えつきすぎると、心疾患など心や体の病気になってしまうんですね。
そうならないために本能の脳を解放してあげないといけないんです。
それが「ストレス発散」のことなんです。
その「ストレス発散」をする特別な日がハレの日なんですよ。
特別な日に着る服を「晴れ着」というでしょ?
特別な催しは「晴れ舞台」といい、そんな姿を「晴れ姿」といいます。
そんなハレの日を設けて下さいね。
冠婚葬祭などの特別な日でなくてもいいんですよ。
仲の良い友達とお酒を飲みに行って、本音で語って笑うことも良いでしょう。
カラオケに行って大声で歌うことでもOKです。
趣味の釣りやツーリング。
好きな歌手のコンサートに行ったり、吉本新喜劇を見て大声で笑ったり・・・・・
スポーツで体を動かして汗をかくことでも良いんですよ。
そのハレの日にエネルギーを吸収して、またケの日に戻っていく。
そんな流れが大切なんですね。
けれど・・・・・ですね~
心が安定して自己受容から自己変容がすすんでいくと・・・・・
ケの日に掛かるストレスも激減していくんですよ。
周りの人の背景を感じられる様になると、不快な感情が減っていくんです。
理不尽なことを言う上司の心・・・・・
自分に自信が無くて、誰かを責めないと自分の存在価値が無くなってしまうと怯えているのかもしれません。
あるいは、その上司も上司からストレスが掛かり、そのストレスを発散する方法が分からなくて、子どもの様に八つ当たりをしているだけなのかもしれませんしね。
そう考えると上司の言葉の捉え方も変わってくるんですよ。
また、当たり前の日常が当たり前ではなく、奇跡の毎日だと感じられる様になったりもします。
ハレの日は「刺激」を感じて楽しみましょう!
同じ様に、ケの日には「感謝」を感じて楽しみましょう!
それができる様になった時は、あなたは「豊かな人生」を手に入れた時かもしれませんね。
気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
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