142.「理想の自分を追い掛けるから疲弊する」理由とは?
こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。
あなたは理想の自分を追い掛けて疲れてはいませんか?
生き辛さを感じている人の中には、理想の自分を追い掛けて疲弊している人が少なくないんですよ。
自分の成長のために、手本となる人の言動を真似てみることは大切なことです。
そうではなくて、ただ自分ではない誰かになろうとしてもがいているんですよ。
「学ぶ」ことは「真似る」ことから始まるんですが・・・・・それをはき違えて苦しくなっているんですね。
まるで、梅が桜になろうとしている様な・・・・・
まるで、月が太陽になろうとしている様な・・・・・
そんな人に伝えたいのは・・・・・
「本当の自分を知っていこう!」
ということなんですよ。
RE:LIFEワークショップを受講された方の言葉です。
「自分を知ろうとする前は理想の自分を追い掛けていました。
人から凄いと言われる自分を追い掛けていました。
でも、そんな理想通りでない自分が苦しかったです。
こんなはずではないと葛藤が続く人生を歩いていました。
そんな中、ワークショップを通じて自分自身を見つめていたある時、理想の自分になろうとするから苦しいんだと気づいたのです。
わたしは誰かが評価する理想の自分と自分を比べていたのです。
本当の自分はそうではないのに、理想の自分になれるはずだと気負っていたのです。
そうではなく、本当の自分として生きていきたいと思いました。
そのために、理想の自分になれない自分の不快な気持ちに寄り添う様に努めていきました。
その時の感情を受け容れ、第三者の様に“そう感じているんだね!”と話し掛ける様にしていました。
そんな感情があっても良いと思えた時に、自分の思考や行動も変わっていきました。
今も理想の自分があるのですが、自分の人生の延長線上にある理想の様な気がしています。
以前の理想は延長線上ではなく、まったく自分の人生とは関係のないところにあった感覚でした。
なので、今は自分ではない誰かになりたいというよりは、自分自身を成長させていきたい!という気持ちになり、生きることが苦しくなくなった感じがしています!」
どう思われますか?
脳は現状の自分や環境から逃避しようとすると理想を描き始めるんですよ。
逃避から描いた理想は、一時的に希望を感じたり不快な気持ちが小さくなるんですが・・・・・
現状の自分や環境を拒否した理想は・・・・・
努力する程に苦しくなるものなんですよ。
自分を知り自分を受容するからこそ、地に足の着いた理想が描ける様になるんです。
地に足が着いた理想は、追い掛けるというよりは自然な流れで近づき、人生を楽しく感じさせてくれるものなんですよ。
あなたは楽しく理想を描いていますか?
あなたは月ならば・・・・・
まぶしい太陽になろうとするのではなく、優しく照らす月になって下さいね。
では、今日もステキな一日を!
気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp
RE:LIFEワークショップの紹介ページ
https://synergy-ark.com/relife/index.html