37.「命からのメッセージが大切」な理由とは?
こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。
命からのメッセージを感じ取っていますか?
そして、命からのメッセージを大切にしていますか?
命からのメッセージは、本当に自分が望み求めていることを伝えてくれる大切なものなんですよ。
感情や体の感覚になってメッセージは届いているんです。
けれど、多くの人が理性というものでメッセージをかき消してしまっているんです。
無理に感情をコントロールしようとしてしまっているんです。
感情をコントロールすれば、社会の中では受け入れられやすくなりますからね。
その反面、社会の中で生き辛さを感じる様にもなってしまうんです。
無理にコントロールを続けていると、目に見えない傷が付き痛みだしてくるんですよ。
それでも我慢を続けていると心が病み、命は病気という形にしてメッセージを送ってくる様になるんです。
「早く気づけよ~!」
「もっと自分を大切にしろよ~!」
とメッセージが大きくなっていくんですよ。
それを脳科学の面から説明してみますね。
脳の一番奥には「脳幹」があります。
「脳幹」は魚の脳や命の脳などと言われているんですよ。
脳の最も古い部分で、生きるための役割を果たしてくれているんです。
血液を循環させたり、食べたものを消化したり、呼吸をしたりなどの役割です。
無意識の領域ですね。
熱いものを触った時に反射的に手を引っ込めたり、転びそうな時に反射的に近くのものをつかんだりという動作も「脳幹」が作用しているんですよ。
その「脳幹」の上にあるのが「大脳辺緑系」なんです。
「大脳辺緑系」はワニの脳や本能の脳と言われているんですよ。
食欲や性欲、集団欲などの三大本能をつかさどっている部分なんですね。
そういった本能が満たされると「快」を感じて、満たさせていないと「不快」に感じるんです。
そんな感情を生み出す脳なんですよ。
そして最も上にある脳が「大脳新皮質」なんです。
「大脳新皮質」は高等動物の脳や理性の脳と言われているんですよ。
人間にしかない脳なんです。
理性が働く部分なんですね。
意識のある部分です。
私たちが思考しているのはこの部分です。
ワニやライオンにはない部分です。
人間が生きようとする命そのものの「脳幹」があり、希望や欲求を満たそうとする「大脳辺緑系」があるんですね。
その二つの脳をフル活用すれば幸福感に包まれるんですが、それをすると人間社会が成り立たないんですね。
腹が立ったからと言って暴力を振るったり、物を破壊してしまうのは良くないことですよね。
お腹が空いたからと言って、食べ物を盗んで食べたりすることも犯罪ですもんね。
だから、それらを調整するのが「大脳新皮質」の理性というものなんです。
ただ、その理性が強すぎて「脳幹」や「大脳辺緑系」を抑え込みすぎると「ストレス」が溜まるんですね。
その「ストレス」を発散させるために、飲みに行ったりカラオケをしたり、ゴルフやスポーツ、趣味などに没頭するんですが・・・・・
その「ストレス」を発散をせずに、理性で自分を縛り付けて頑張っていると体に支障が出てきたり、ウツなどの心の病になってしまうんですよ。
突然切れたりするのもそれが原因です。
よく罪を犯した人で「まさか、あんな真面目な人が・・・・・」「いつも笑顔で優しい人だったのに・・・・・」と言われているのを聞いたことはありませんか?
これも頑張って「良い人」を演じ続けていたんでしょうね。
その理性の代表格が「しなければならない」「そうすべき」という悪魔の呪文なんです。
「べき・ねば論」というものなんです。
いわゆる思考の部分ですね。
その思考で本能の部分をかき消してしまっているんですよ。
無邪気に生きていますか?
いつからでしょうね?
無邪気に振る舞えなくなったのは・・・・・?
理性的に振る舞えば、良い人だと言われやすくなるけれど、本当の自分を見失ってしまうこともあります。
自分ではない誰かを演じ続けていると、何も満たされずにゴールのないレースを走り続けることにもなるんです。
もっと子どもの様な感性で生きたいと思いませんか?
もちろん、好き勝手に振る舞うのはダメですが、人の目を基準に生きるのはやめて、もっと素直になってもいいんですよ。
素直な自分が分からない?
だったらワクワクする方を選べばいいんですよ。
そんな人生を手に入れるためにも、命の声を聴いて大切にしてあげて下さい。
そして、その声を受け容れ寄り添ってあげて下さい。
本能と理性のバランスを保ちながら「生きる力」を育んでいきましょう。
あなたの「大脳新皮質」は頑張りすぎてはいませんか?
気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp
RE:LIFEワークショップの紹介ページ
https://synergy-ark.com/relife/index.html
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