26.「男性と女性の同じところ」は?
こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。
男性と女性の異なるところはどこでしょうか?
言い換えてみますね。
男性と女性の同じところはどこでしょうか?
同じところですよ。
・・・・・・・・・・
同じところは・・・・・ありません。
顔には目や鼻があってというのは同じですが、そういう意味ではありませんよ。
男性と女性は、火星人と金星人くらい異なっているんですよ。
(火星人や金星人がいるのかどうかは分かりませんが・・・・・(笑))
同じ人間という生き物ですが、まったく異なる生き物なんですよ。
そう感じたことはありませんか?
男性は論理的で、話をすると課題を解決しようと解決脳が働きます。
女性は感覚的で、話をすると課題に共感しようと共感脳が働きます。
(もちろんすべての人がそういうわけではありませんが、そんな傾向があるということです)
20代の頃、店長をしている時にこんな経験をしたことがあります。
とある女性アルバイトがいたんですが、休憩室でアルバイト間の人間関係についての問題を話してきたんですね。
誰が何をして、誰がこう言って、私はこう思っているんですという話です。
私はそんな問題があるのなら解決してあげようと、彼女に一生懸命にアドバイスや案を出してあげたんですよ。
「それはこれが原因だよ!」
「だからこうすれば良いんだよ!」
「こうすべきだよ!」
といった感じの話ですね。
けれど彼女は、
「そんなことを聞いているんじゃないんです!」
と怒ってしまったんですよ。
その時の私はなぜ怒るのか理解できなかったのですが、もう少し後になってから理解することができました。
彼女は問題があって、それに対して自分がどう感じているのか?というものに共感してほしかっただけなんです。
「そんな問題があるのか?」
「それは腹が立つよね!」
「分かる!分かる!」
と言ってほしかっただけなんですよ。
ところが、私がこうした方が良いなどと解決するための話を始めたので、彼女は共感をしてもらえず、逆に自分が悪いと言われている様な気になり怒ってしまったんですね。
男女ではこういった話の食い違いがよくあります。
男性同士なら、「その方法でやってみます!」で終わる話なんですが・・・・・
不思議なもんですよね。
男性と女性では脳そのものが異なっているんですね。
男性は二つのことを同時にするのは苦手です。
女性は二つどころか、三つ四つのことを同時にすることができます。
妻を見ているとよく感じますよ。
テレビでドラマを観ながら料理をして、しかも娘が持って帰ってきたテストを見ながら話をしているんです。
それでドラマの内容を理解して料理もでき、娘との会話も成り立っているんです。
男の私にはできない至難の業です。
ドラマを観ている時に話し掛けられたなら、ドラマを観ていないか話を聞いていないかのどちらかです。
ここでも男女の食い違いが出てきます。
妻が何かをしながら夫の話を聞いている時は、夫は話を聞いてもらえていない様に感じるんですよ。
妻は「大丈夫!聞いているよ!」と言い、実際にも聞いて理解しているんですが、夫は聞いてもらっている実感がないので話を止めてしまうんです。
逆に夫が何かをしている時に話をした場合、妻は夫が話を聞いて理解してくれていると思っているんですが、夫の意識は会話に専念できていないので頭に入っていないということがよくあります。
後日、
「あの時に言ったじゃないの!」
と妻は怒るのですが、夫は聞けておらずその時にしていたことに意識がいっているんですね。
男性は二つのことをしている時、もう片方は上の空という状態だということです。
この男性と女性の異なっているところを理解していないと、言い争いや喧嘩が絶えることはありません。
世間では「話をする時は相手に体を向けてすること!」と言いますが、これは男性のためにある言葉の様な気がします。
男性と女性で上手くやっていくために、お互いのちがうところを認識しあいませんか?
気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
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