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75.「欠点を無くそうとすると“戦い”が終わらない」理由とは?
こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。
欠点を無くそうとすると、どんどん「戦い」がやってくるのを知っていますか?
その「戦い」は外側にあるのではなくて内側にあるんです。
要は頭の中だけで「戦い」が繰り広げられていくんですよ。
もう終わりのないレースです。
空手の100人組手どころか永遠組手です。
自分の欠点は欠点として認めてあげるのが大切なんですよ。
自己受容です。
ここがお前の欠点だよね!
というだけです。
「ここが欠点だから気をつけよう!」というレベルならいいのですが、その欠点を裁いて無きものにしようとして頑張るのが「頑張り教」です。
もちろん、間違いは正さなくてはなりませんよ。
ただ、欠点というのは間違いではなくてその人の特性ですから。
また、自分で自分の欠点を一生懸命に埋めている人というのは・・・・・
人の欠点が許せなくなるんですよ。
自己受容できていないので、人のことも受け容れることができないんです。
だから、嫌いな人が多く世の中は住みにくい!なんて感じているものなんです。
そういう人はどこに行っても変わりませんからね。
この会社は嫌いな人が多いからと転職をしても・・・・・
新しい会社でも嫌いな人が多くて問題が出てくるんです。
周りの問題ではなくて、自分の問題ですからね。
自分の問題を転職という外側の手段を取っても、現れる現実は何も変わらないということなんですよ。
なぜ、欠点を無くそうとするんでしょうか?
自分の欠点を無くそうとするのは、自分が勝とうとしているからなんです。
周りの人や環境に勝とうとしているんですね。
では、なぜ?勝とうとするんでしょうか?
それは自分が負けていると思っているからなんです。
これは「人生のシナリオ」なんですよ。
自分は負けているというシナリオを持っているから、勝とうとするんです。
そして、勝つために欠点を無くそうとするんです。
それが頭の中だけで起こっているんです。
それが、常に「戦い」が生まれる原因なんです。
常に勝とうと思っているから当然ですよね。
もう欠点を埋めるのはやめませんか?
悪いところは直さないといけませんよ。
自分勝手に生きよう!と言っているのではないですからね。
欠点はその人の特性ですから。
受け取り方も周りの人次第なんです。
「賑やかでうるさい人」と受け取る人もいれば「元気で活発な人」と受け取る人もいます。
「暗くて大人しい人」と受け取る人もいれば「冷静で慎重な人」と受け取る人もいます。
欠点と美点はコインの表と裏ですからね。
欠点を無くすと美点も無くなってしまいます。
自分の良いところを殺す作業にもなり得ますからね。
気をつけて下さいね。
欠点は誰かの美点を輝かすところ!
美点は誰かの欠点によって輝くもの!
そんな大らかな気持ちで生きていきませんか?
気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
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