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貴綱 みか
2021年1月19日 08:08
夜勤明けのグループホームのお兄さんが親族だけの葬儀を数日後に控え家に安置されている母に会いに立ち寄ってくれて母がグループホームでよく好んで飲んでいると聞かされていたジョアを上着から取りだしてさり気なく手向けお線香をあげ両手を合わせて静かに帰っていったその前日の夕方訪ねてくれたグループホームの別のお兄さん達二人は私が母の顔の上の白い布を取ると母の名前を何度も呼びながらわ
2021年1月18日 08:08
「早く元気になりますように」「またお会いするのを楽しみしています」母が亡くなって自宅に安置されている間にグループホームの方が届けてくれた母の顔写真が真ん中に貼られた寄せ書きの色紙はその死があまりにも急だったことを物語るように未完成で余白部分も多く翌月の母の誕生日のためにどんなケーキを作ろうかと考えていてくれていたこともグループホームの方が話してくれた父の時もそう