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セルフ読書感想文『実行はアイデアに勝る』という話。

noteユーザーの皆様

こんにちは。
下町書房です。

自分たちで出した書籍『街角のイノベーション』を自分たちでレビューしていくセルフ読書感想文なるものを週一回やってみようと思います!

完全に読者と同じ目線ですよ!というのは難しいと思いますが、意識としてはそういうつもりです。

ちなみにこの本です。

第一章はホスピタル・クラウンというお仕事をされている大棟さんのお話しです。

大棟さんは「日本ではじめて」ホスピタル・クラウンというお仕事をつくったという点がポイントだと思います。

しかし、同時にそれを周知させた、実行したところに肝があるように感じます。

筆者もそうですが、
これはまだ誰もやってないぞ!っていう企画やサービスを思い浮かんだりします。
なんとなくそのアイデアを検索にかけてみたりして、
しめしめ!先駆者になれる!と短絡的に思いがちです。

ですが、大体自分が思いついたことは別の誰かも思いついていたりするものです。
結果としてちんたらしているあいだに先を越されて苦虫を噛むなんてこともあります。

つまり何が言いたいかというと発想そのものの価値はそんなに高くなくて、重要なのは実行力や実現力といった行動の部分にあるということです。


思いついてから素早く手を動かし、
ある意味中途半端でも世に出してそこから徐々に磨き上げていくみたいなことが重要な気がします。

言うなればアイデア自体は生モノで
持っているだけでは腐ってしまいます。
ですが、モノとしては新鮮ですから、調理の食材としては最高です。
つまり、どう活かすかにかかっているわけです。


実際、大棟さんはコロナの影響で病院をまわれなくなったときもいち早くリモート講演に切り替えました。
しかも「病院だと一度落としたものは衛生的に拾えないですが、リモートだったらそういうこともできるのでラッキーな側面もあります。」というポジティブぶりです。

世の中の成功しているスタートアップ企業なんかはここら辺の感覚がめちゃくちゃ優れているように感じます。
あのスピード感や爆発力は本当にすごいですよね。

大棟さんの取り組みも今は安定期に入ってきましたが、はじめた当時はスタートアップと全く同じだったんだと思います。
名門企業である名鉄を退社していきなりホスピタル・クラウンですからね。
本当に思い切りがあります。

まとめると
頭のなかではイノベーションは起きないということです。
重要なのはやるかやらないかという極めてシンプルな部分です。


また、次の記事で!


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