連載です!!【街角のイノベーションファイル⑤】富士通「人間力セミナー」プランナー「坂本美奈」。という話。
noteユーザーの皆様
こんにちは。
下町書房です。
先日、発刊した弊社の書籍
「街角のイノベーション なぜ、人は挑むのか」で
イノベーターとして取り上げた方々についての8回連載の5日目です!
写真とあわせて簡単に書籍の内容をお届けいたします!
お付き合いください!
イノベーションファイル⑤ 坂本美奈
今日は五人目の坂本美奈さんについでです。
坂本さんは言わずと知れた富士通で働いているビジネスパーソンです。(富士通ラーニングメディア)
坂本さんは「人間力セミナー」という社内セミナーのプランナーをされています。
人間力セミナーとは人としてのあり方や考え方をジャンルを問わずさまざまな方々の講演を通して学んでいくというものです。
社内セミナーですが、社員のご家族も参加できるものです。
以前坂本さんが声優の野沢雅子さんをセミナーにお呼びした際に参加されていた富士通社員のお子さんが今ではプロの声優になられたりと実績も抜群です。
【坂本さんプロフィール】
富士通株式会社入社後、富士通経営研修所、FUJITSUユニバーシティ、富士通ラーニングメディアと、入社以来一貫して人材育成に従事する。
富士通社員のさまざまな階層別の研修企画・運営を担当した後、2001年1月より20年目を迎えた現在までに601回(うち10回は動画コンテンツ)開催されている
「人間力セミナー」を担当した。そのセミナーには、そうそうたる人物が講師として登壇している。将棋の羽生善治さんや海洋冒険家の白石康次郎さんなど、セミナーに登壇した方たちからの信頼も厚い。また、ピアノを通じて知り合った仲間たちとのコンサートの企画、料理大会への参加・入賞など、趣味の世界でも広く活動している。
「学ぶ」イノベーション
坂本さんのインタビューで印象に残ったのは
「相手のことを知りたいと思ったときに人は本当に勉強できるんだと思うんです。」という言葉でした。
どういうことかと尋ねると、
人は必ずなにかのプロだと思うんです。その意味では人の数だけ学びがあると私はあると思っています。と言うのです。
以下、坂本さんの言葉です。
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学びということを考えたときに、人の話を聞くというのはすごく大きいと思うんです。
やっぱり自分じゃ思いつかないような発想や考え方を誰もがもっていますからね。
独学が悪いとかそういうことではないですが、人の話のなかにはヒントがたくさん散りばめられています。
それの紡ぎ方は人それぞれですが、自分の幅とか可能性を広げるのにはやはり他人の力は必要なんだと思います。
悩んだときにどうしたんだろうとか、どうしたらこうなれるのかとか自分の考え方とか生き方とすり合わせながらあれこれ考えるのは楽しいと思うんです。
そしてなにより人の話を聞いているとすごく励まされるじゃないですか。自分も頑張ろうとか、やってみたい!とか。その意味で人から学ぶっていうのは当たり前のことですが大事なことなんだと思います。
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※坂本さんが行きつけのジャズバー「INTO THE BLUE」のマスター、小俣修さん
坂本さんのインタビューの際、不思議なことが起きるのです。
それはこちらが質問しているはずが、それと同じぐらい坂本さんから我々もインタビューをされているのです。
我々のようなちいさな出版社からも坂本さんはなにかを学ぼうとされるのです。
いろいろなことに興味を持ち日々勉強し続ける坂本さんだからこそ、「学ぶ」ということをお仕事にできているのだと思います。
坂本さんは人間力セミナーのプランナーですが、同時に受講者でもあり生徒なのだと感じました。
気になる方はぜひ書籍をチェックしてみてください。
また、次の記事で。
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