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外国の出版社の本作りを参考にしてみる。という話。
noteユーザーの皆様
こんにちは。
下町書房です。
編集プロダクションではなく
出版社としてはじめて本をつくってみて
いろいろと勉強中です。
とくに大変だなぁと思うのはやはり制作費の部分でめちゃくちゃお金がかかるという点です。
編集プロダクションだと編集作業だけなので、
制作にかかる予算感はわかりますが、身銭を切るわけではないですからね。
頭では理解をしていても緊張感は今ほどではありません。(手を抜いているわけでもないですよ!)
今回も「うわー、お金かかるなぁ」と冗談抜きに毎日思います。
しかし、それがきっかけとなり色々な出版形態を調べるようになりました。
もともと紙か電子かその両方かみたいなことはわかっていましたが、紙にもいろいろあるのだとあらためて知りました。
とくにいいなと思ったのが外国の書籍の発想です。
日本の書籍(紙)は平均的にめちゃくちゃクオリティが高いです。
これは出版社だけでなく印刷会社や組版会社、デザイナーの力によるところもかなり大きい気がします。
雑だなぁと思う書籍をほとんどみることはなく、
専門書ですらカバーがあったりします。
しかし、外国の書籍はそこまで作り込んでいなくて、
ペーパーパックと呼ばれるものを発行しています。
これはいわゆる本ですが、カバーなどがなく、日本の書籍に比べるとうーんという印象を受けます。
外国の書店や洋書をみたことがある人はなんとなく見たことがあるかと思うのですが、日本の方がめちゃくちゃ丁寧な感じがするのです。
しかし、外国の書籍は強いインパクトがあります。
なぜ外国はこうなのだろうと筆者なりに考えてみましたが、
やはりコンテンツ(中身)が勝負だからいい。というのが外国は強い気がします。(もちろん再販制度がないなど市場のシステムの違いなども大きいですが。)
どっちが良い悪いということではないですが、
書籍はこう作るもの!と考えることを放棄していた筆者にとっては衝撃でした。
なるほど、そういうつくりもありなのかと少し視野が広がります。
我々みたいなちいさな出版社は制作費は少ないですが、
それでも紙にする価値も知っています。
そんなとき日本だけではなく外国の作り方もあわせて検討してみることで、最適なやり方を見つけることができるかもしれません。
丁寧な日本式と大胆な外国式の両取りをすることが我々みたいなところがちいさく生きていく道なのかもしれません。
また次の記事で。
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