【世界初】朝の見え方が生活パターンの影響で大きく異なることを発見。国際高専 大塚 作一教授の研究グループ
さて今日(2024年7月24日)は、勤め先の学校法人金沢工業大学が運営する国際高等専門学校の大塚作一教授の研究グループによる驚くべき発見についてプレスリリースを行った。
私自身は富山の某国立大学の大学院人文科学研究科「中退」。それでも1998年から金沢工業大学という理系の大学で広報をやってこれたのは、「(専門家を除いて)私が他の人に説明できなければ、世の中の人は誰もわからないのでは?」という確信があったからだ。
だが今回の論文はDeepLを使っても極めて難解だった。
大塚教授に何度も何度も丁寧に教えていただいて、やっと「なるほど!」と思った。日頃写真を撮っていると、結果的には実感する話となるのだが、そこは世界初の研究成果。いままで気がついていないのだ。
要点は以下のとおり。
カルマン渦列など流体力学の分野で名を残したフォン・カルマン は次の言葉を残したという。
まさに朝型、夜型によって朝の見え方が異なるというのは、「存在する世界の発見」であり、その成果を次世代のディスプレイに応用しようとするのは、「存在しない世界の創造」なのである。
こういう研究は、もしかして、大学受験に日夜励む高校生よりも、「なぜ?なぜ?」と純粋な興味関心で世の中を観る小中学生のほうが関心をもっていただけるのでは、とも思う。
今回の話題でサイエンスと工学への関心が高まり、国際高専への関心へとつながることを願っている。