息吹を感じて

真っ白だった世界から
少しずつ見えてくるアスファルト
静寂の世界に　生命の息吹
黄金色に輝く太陽が
運転している僕の右頬を照らす

土から顔を出した若葉が
春の訪れを告げ
気がつけば　桜の芽が膨らんでいる
鳥たちは歌い
空には巣立ったばかりの雲雀が
チクチクと上に行ったり下に降りたり

凍てつく大地を蹴って
新たな始まりに喜びを感じて
近くにいた僕らにも
叶わなかった想いも
全ては色褪せない

永遠に続く想いと　夢と
共に生き抜こう
息吹を感じながら

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