公式SNS運用と入場者数との相関はあるのか？（Bリーグ）

Twitterでまぁまぁ反応があったので、ちょっと詳しく書いておこうと思います。

以前、こんな感じのデータを投稿しました。

Bリーグの1部のチームの、

・Facebook公式アカウントのファン数

・Twitter公式アカウントのフォロワー数

・Instagram公式アカウントのフォロワー数

の合計を棒グラフにし、多い順番に左から並べました。

1位が千葉ジェッツ

2位が栃木ブレックス

3位が琉球ゴールデンキングス

…これに、昨シーズン（2017－2018）のホーム戦平均来場者数を折れ線グラフにしてみた結果、ほぼほぼ相関があることが分かったわけです。

ここで、一つデータを見て頂きたい。

↓↓↓

男性は“チーム”、女性は“選手”を応援している!

『Bリーグは女性のお客さんが多い』

『女性は、チーム、というより選手を応援している人が多い』

つまり、

女性はチームの公式アカウントより、選手個人のSNSアカウントの方を見てるんじゃないか？

…と思ったわけです。

そこで、

上記の公式アカウントのフォロワー数（FB、TW、IG）だけでなく、

各チームの人気選手3名くらい絞って、その3名の個人SNSアカウントのフォロワー数（TW、IG）と、選手名のハッシュタグ投稿数（IG）と、チーム名のハッシュタグ投稿数（IG）を加えたら更に入場者数と相関が出るんじゃないか？

と思ったわけです。

で、実際調べてみたらこんな感じでした！

↓↓↓

見事に相関しているのが分かります！（そうでないチームもあるかf^_^;）

例えば、2018年12月現在で、

千葉ジェッツ
　FB：80,632
　TW：134,809
　IG：22,038
#千葉ジェッツ ：42,624（IG）
富樫勇樹
　TW：100,468
　IG：43,041
#富樫勇樹 ：11,341（IG）
小野龍猛
　TW：8,516
　IG：5,380
#小野龍猛 ：1,983（IG）
西村文男
　TW：15,180
　IG：11,649
#西村文男 ：3,217（IG）

…という状況なわけです。

ちなみに、田臥雄太選手はSNSアカウントが無いんですが、

ハッシュタグ投稿数はかなりの数あるので、人気選手3名の1人に加えて算出しています。

SNSって、SEOとかと結構近くて、社内説得が難しいんですよね。

『それやるとどんだけ売上につながるの？』

『費用対効果が良く分からない』

…いや、すごくよくわかるんです。

僕も経営してて、色んな提案受けたり営業さんと話したりもするんで、

短期的に分かりやすい施策の方が判断がつきやすいんです。

でも、リスクを恐れて、中長期の事に対して手を付けないでいることほど、

後々怖いものはないんですね。

どんどんチャレンジしていかないと組織は縮小していくのが常なんです。

このような、

『SNS頑張ってるチームは売上にもつながっているんじゃないか？』

という疑問レベルでも良いんです。

こういう仮説が多ければ多いほど、始めるきっかけになるんです。

僕自身、バスケを20年以上やってますけど、高校生の時にInstagramやyoutubeがあって、プロ選手がプレイ動画やスキル動画なんかをSNS上にアップしてくれていたら…それを見てマネしながら練習していたら…

今の高校生はうらやましいなー、と思ってるわけですよ。

話それましたね。

戻ります。

『チームとしてSNS運用を頑張る』
だけでなく
『選手やファンも巻き込んでSNSを活性化していく』
ことが入場者数や顧客単価にもつながっていくんじゃないかと。

恐らくこれに、
・チアのSNSアカウント
・監督
・コーチ
・フロント
・スポンサー企業のSNS
・ファンのSNS
など、色んな要素を組み込むと、もっと相関が出るんじゃないかなーと。

つまり、何が良いたいかというと、

これまとめなんですけど、

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公式アカウント

選手個人アカウント

フロント、スタッフ、監督、コーチ

チア

マスコット

スポンサー企業

ファン

…みーんな巻き込んでみんなでリソース分配しながらSNS運用頑張ると、

結果的に売上（チケット売上、ファンクラブ会員数、スポンサー料など）につながるし、
何ならマーケティングコストも下げられるよね！
…というお話でした

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以上！

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