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中学入試の国語 物語を塾が当てるナゼ
タイトル通りで答えもわからないですが、疑問だったので。
塾の先生の「出題の勘所」に驚く
中学受験の国語の入試問題は児童書からが多いですよね。Xで塾の先生たちの発信を見ていると「今回の入試で出そうな児童書」とか「あの学校で出題されそうな本」などを紹介されていて、当たっているものも少なくない印象です。
2024年の年末、教育関係の方のスペースを聞いていたときのことです。複数の入試日程がある埼玉の学校で、その方の予想した物語文が入試日程とピタリ賞で驚きました。先生にはなにか別の世界が見えてるのでしょうか。
児童書の年間発行数は限られているでしょうし、さまざまな学校の入試問題を研究するなかで、塾の先生には「出題の勘所」が磨かれていくのかもしれません。入試問題をつくる学校の先生にとっても、小学6年生が読むことを考えると、一定の制約はあるのかなと拝察します。
灘入試のポストを見て読んでみたら
ちなみに1月、塾関係のある先生のXで「灘の入試で宮下奈都さんの『つぼみ』所収から出題された」という投稿を見ました。
宮下さんの作品は読んだことがなく、長女に「つぼみ」ともう一冊「スコーレNo.4」を買ったところ、2月に受験した学校で「スコーレNo.4」から出題されていました。
長女は「そういえば出たよ」とあっさりでしたが、もっと感謝してもらいたいものです。
既に読んでいたからといって、問いに正確に答えられるというものでもありませんが、登場人物の関係性などがわかっているとスムーズに入れるのかなとも思います。入試では国語は1時間目ですしね。
うちも中学受験鉄人会さんが紹介するこちらの10冊はそろえました。天川栄人さんの「わたしは食べるのが下手」は、長女も次女も感じるものがあったようで何度も読んでいました。
ただ、私が作問する先生だったら、予想だにしない物語から出そうと思うのだけど、そう単純なものでもないのでしょうか。
2029組次女の入試までには、マイリストをつくって予想してみたいと思っています。