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足ってどんな動きが出来る?

膝から下の構造は脛骨、腓骨、距骨、踵骨、立方骨、舟状骨、楔状骨(3つ)、中足骨(5つ)、趾骨{基節骨(5つ)、中節骨(4つ)、末節骨(5つ)}の28個の骨で形成されています。


足のまっすぐ

立位の場合のポイントは3つ。

・側面から見た場合
下腿の骨格に対して、約90°に曲がっている

・後方から見た場合
脛骨軸と踵骨軸は垂線に乗る
踵骨軸は2つの果の間に引いた線を二分する

・足底から見た場合
第1中足骨の頭(母趾球)、第5中足骨の頭(小趾球)、踵骨(かかと)の三点に均等に乗っている状態


まっすぐからズレている場合

・後方から見ると
足底が外側を向くような変形を外反足


足底が内側を向くような変形を内反足

・足底から見ると
3点のいずれかに偏っている
例えば、内側アーチに乗りすぎていると、土踏まずが消失します。


足の動き

距腿関節(足首)
接地の底屈30°/背屈50°

離地の底屈20~30°/背屈40~50°

距骨下方の関節(距踵関節と距踵舟関節)
外反10°/内反20°(スネに対してカカトの動き)

横足根関節と足根中足関節
外反20°/内反40°(かかとと距骨に対しての足の甲の動き)

足趾の屈曲45°/伸展70°


これだけ複雑な動きが組合わさって歩行やランニング、ジャンプ、不整地での移動などが可能になっています。

苦手な動作はありましたか?
それが足底筋膜炎やアキレス腱炎、頻発する捻挫などの要因になっているかもしれません。
細かくチェックしてみましょう^^

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